高木信 /編, 木村朗子 /編, 安藤徹 /編   -- 笠間書院 -- 2014.1 -- 19cm -- 332,19p

資料詳細

タイトル 日本文学からの批評理論 亡霊・想起・記憶
著者名等 高木信 /編, 木村朗子 /編, 安藤徹 /編  
出版 笠間書院 2014.1
大きさ等 19cm 332,19p
分類 910.4
件名 日本文学
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【高木】相模女子大学准教授/日本古典文学研究、国語教育。著書「平家物語・想像する語り」「平家物語・装置としての古典」「〈死の美学化〉に抗する-「平家物語」の語り方」。共編著に「テクストへの性愛術」「〈国語教育〉とテクスト論」。
内容 内容: 亡霊としての〈文法〉 風景和文の意匠 / 松井健児著 身体は普遍か? / ラジャシュリー・パンディ著 ; 小川寛大訳 ; 木村朗子編 懐かしさの解剖学 / レイン・ラウド著 ; 小川寛大訳 ; 安藤徹編 文法的詩学 / 藤井貞和著 想起される〈過去〉 霊/例としての『源氏物語』 / 安藤徹著 説話と自己語り / アラリ・アリク著 ; 小川寛大訳 ; 木村朗子編 形見 / ハンク・グラスマン著 海を渉る女 / 木村朗子著 記憶に取り憑く〈理論〉 喪われる領土 / ダリン・テネフ著 ; 小川寛大訳 ; 高木信編 「鼠三部作」から『ノルウェイの森』へ / 深津謙一郎著 アンネ・フランクを救う / イヴ・ジマーマン著 ; 小川寛大訳 ; 高木信編 亡霊の時間/亡霊の和歌、あるいはインターテクスチュアリティのなかの『義経記』 / 高木信著
内容紹介 「日本文学」というフィールドで「理論の共同体」を生成する。理論する知的社交の“場”として、「日本文学」を開放、開拓し、領域横断的に思考を問い直すような発信=発進力を持った理論的言説を紡ぎ出す論集。
要旨 「日本文学」というフィールドで「理論の共同体」を生成する。理論する知的社交の“場”として「日本文学」を開放、開拓し、領域横断的に思考を問い直すような発信=発進力を持った理論的言説を紡ぎ出す、野心的な試み。エストニア・タリン大学で開催された国際会議(二〇一〇年九月)の成果をふまえ、国内外の論客が書きおろし。
目次 1 亡霊としての文法(風景和文の意匠―『源氏物語』の橋と鳥の形象;身体は普遍か?―『源氏物語』における衣を読む;懐かしさの解剖学;文法的詩学―時間、推量、形容);2 想起される過去(霊/例としての『源氏物語』―『乳母のふみ』からの“問い”;説話と自己語り―『発心集』における目撃される死;形見―中世後期の仏教文学における記憶、喪失と救済;海を渉る女―描かれた神功皇后);3 記憶に取り憑く理論(喪われる領土―日本アヴァンギャルド雑誌『亞』の場合;「鼠三部作」から『ノルウェイの森』へ―一九七〇年の死者の記憶をめぐる村上春樹テキストの変容;アンネ・フランクを救う―小川洋子とメランコリック少女;亡霊の時間/亡霊の和歌、あるいはインターテクスチュアリティのなかの『義経記』―未来の“記憶”/未来から来訪する“亡霊”)
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70712-3   4-305-70712-8
書誌番号 1113129525
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113129525

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