片岡耕平 /著   -- 吉川弘文館 -- 2014.3 -- 22cm -- 288,7p 合計ページ:295

資料詳細

タイトル 日本中世の穢と秩序意識
著者名等 片岡耕平 /著  
出版 吉川弘文館 2014.3
大きさ等 22cm 288,7p 合計ページ:295
分類 210.4
件名 日本‐歴史‐中世
注記 索引あり
著者紹介 1976年京都府生まれ。2007年東北大学大学院文学研究科博士課程後期修了。現在、宮城県公文書館専門調査員。主要著書・編書、「穢れと神国の中世」「カミと王の呪縛」。
内容 内容: 分析概念としての穢 神・天皇・穢 日本中世の穢概念について 日本中世の穢概念と神社 永長の大田楽の動向 神国という秩序 「神国」の形成 日本中世の疾病観と神国意識 聖なるものの転換をめぐって 現世という秩序 「従産穢内迎取養育」考 日本中世成立期における触穢観の変容と社会関係 二種類の秩序意識
内容紹介 中世日本の穢=不浄概念は、天皇や神など清浄なものと、死など不浄とするものから人々に意識された。永長の大田楽をめぐる騒動や「神国」の秩序など様々な史料を分析し、中世社会の秩序意識を歴史的に位置づける。
要旨 中世日本の穢=不浄概念は、天皇や神など穢を排除することで構築される清浄なものと、怪異や死、出産などに負の価値を付与し不浄とするものの二つにより人々に意識されていた。永長の大田楽をめぐる騒動や「神国」の秩序などについて書かれた史料をはじめ、「穢(観念)」の現われるさまざまな史料を分析し、中世社会の秩序意識を歴史的に位置づける。
目次 分析概念としての穢;1 神・天皇・穢(日本中世の穢観念について―清浄なるものをめぐる考察;日本中世の穢観念と神社;永長の大田楽の動向);2 神国という秩序(「神国」の形成―災異対応と統合;日本中世の疾病観と神国意識;聖なるものの転換をめぐって―網野史学に学ぶ);3 現世という秩序(「従産穢内迎取養育」考;日本中世成立期における触穢観の変容と社会関係;二種類の秩序意識)
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-02918-6   4-642-02918-4
書誌番号 1113131021
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113131021

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