転換期における「未発の可能性」をめぐって --
武田知己 /編, 萩原稔 /編   -- 思文閣出版 -- 2014.1 -- 22cm -- 371,13p

資料詳細

タイトル 大正・昭和期の日本政治と国際秩序
副書名 転換期における「未発の可能性」をめぐって
著者名等 武田知己 /編, 萩原稔 /編  
出版 思文閣出版 2014.1
大きさ等 22cm 371,13p
分類 319.1
件名 日本‐対外関係‐歴史‐大正時代 , 日本‐対外関係‐歴史‐昭和時代
注記 索引あり
内容 内容: 総論 / 武田知己, 萩原稔著 「転換期」日本の国際認識 近代日本の「新秩序」構想の〈新しさ〉と〈正しさ〉 / 武田知己著 「国際主義者」という名の新渡戸稲造のイメージと実相 / 五味俊樹著 一九二〇年代『外交時報』にみる日本知識人の対外認識 / 伊藤信哉著 戦間期のアジア・ブロック論に関する一考察 / 大木康充著 「転換期」の構想と現実 民衆の時代と実業精神 / 和田守著 日米関係と『実業之日本』 / 佐賀香織著 第一次大戦後の世界秩序と日本の「改造」 / 神谷昌史著 三宅雪嶺における「哲学」と「時論」のあいだ / 長妻三佐雄著 中国認識の諸相 近代日本における中国認識の一側面 / 萩原稔著 東亜同文書院の「未発の可能性」について / 武井義和著 長野朗の外事評論 / 西谷紀子著
要旨 大正・昭和期の日本にはいかなる選択肢があったのか。選ばれなかった選択肢は今に何を示唆するのか。転換期の日本の対外認識や秩序像、政治構想や経済構想、そして中国イメージをめぐり、史料に基づく実証を通じて、新たな解釈や時代像を提示する共同研究論集。三部構成で、大東文化大学国際比較政治研究所に集まった気鋭の研究者11名が、日本の近・現代史がはらんでいた「未発の可能性」を掘り起こし、今後の日本および世界を展望する。
目次 1 「転換期」日本の国際認識(近代日本の「新秩序」構想の“新しさ”と“正しさ”―国際法・外交専門誌と外務省調書を題材として;「国際主義者」という名の新渡戸稲造のイメージと実相;一九二〇年代『外交時報』にみる日本知識人の対外認識―半沢玉城と末広重雄を中心に;戦間期のアジア・ブロック論に関する一考察―土田杏村の「大アジア経済ブロック」抗争を中心に);2 「転換期」の構想と現実(民衆の時代と実業精神―武藤山治の経済合理主義と自由主義的政治論;日米関係と『実業之日本』―帝国実業の振興と実業国民の建設;第一次大戦後の世界秩序と日本の「改造」―改造同盟とその周辺;三宅雪嶺における「哲学」と「時論」のあいだ―昭和期の言説を中心に);3 中国認識の諸相(近代日本における中国認識の一側面―辛亥革命期における「五族共和」論への関心を中心に;東亜同文書院の「未発の可能性」について;長野朗の外事評論)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7842-1717-5   4-7842-1717-7
書誌番号 1113131073

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 319.1 一般書 貸出中 - 2073071979 iLisvirtual