物語と交流と -- アジア遊学 --
原豊二 /編, 劉暁峰 /編   -- 勉誠出版 -- 2014.1 -- 21cm -- 260p

資料詳細

タイトル 東アジアの音楽文化
副書名 物語と交流と
シリーズ名 アジア遊学
著者名等 原豊二 /編, 劉暁峰 /編  
出版 勉誠出版 2014.1
大きさ等 21cm 260p
分類 762.2
件名 音楽‐アジア(東部)‐歴史
内容 内容: 音楽物語としての『うつほ物語』 『うつほ物語』の音楽 / 正道寺康子著 『うつほ物語』あて宮の精神的流離と『琵琶行』 / 岡部明日香著 東アジアにおける声のロマンス / 劉暁峰著 『うつほ物語』と遣唐使 / 原豊二著 物語の「音」 平安期物語文学における琴と夢 / 笹生美貴子著 源氏物語から浜松中納言物語へ / 中西健治著 中国音楽の展開 中国出土の古代楽器と音楽文化 / 王維坤著 琵琶、筝と古琴から / 〔チョウ〕小龍著 山西の「楽戸」 / 項陽著 大陸への憧憬 『菅家文草』の「琴」 / 佐藤信一著 日本中世説話文学にみる中国音楽説話をめぐって / 李銘敬著 音楽文化史からの視座 琴の現存最古の楽譜『碣石調幽蘭第五』に見る古代琴楽の実像 / 山寺美紀子著 龍笛と古代の笛、そして文学 / 関河眞克著 楽奏の場としての平安建築 / 赤澤真理著 迦陵頻伽の美声と図像 / 淵田雄著
内容紹介 中国音楽が日本文学にもたらした複雑な文化的、歴史的、制度的なプロセスなどを検討。「うつほ物語」などの王朝物語に見える、当時の人々の交流や信仰などとも関わり合う東アジアの音楽文化の様相を考察する。
要旨 中国音楽が日本などの周辺諸国に大きな影響を及ぼしてきたことは贅言を要さない。しかし我々の中国音楽への理解は極めて典型化されたものであり、換言すれば、それは中国音楽の一面に過ぎなかった。中国音楽が日本文学にもたらした複雑な文化的、歴史的、制度的なプロセスや、音楽家・文学者双方の意図から生ずる「再創造」の営みを検討するとともに、『うつほ物語』などの王朝物語に見える、当時の人々の交流や信仰などとも関わり合う、東アジアの音楽文化の様相を考察する。
目次 1 音楽物語としての『うつほ物語』(『うつほ物語』の音楽―音楽故事の影響を考える;『うつほ物語』あて宮の精神的流離と『琵琶行』―「内侍のかみ」・「蔵開」を中心に ほか);2 物語の「音」(平安期物語文学における琴と夢;源氏物語から浜松中納言物語へ―方法としての独詠);3 中国音楽の展開(中国出土の古代楽器と音楽文化―隋唐墓から出土した伎楽俑と楽器を中心として;琵琶、箏と古琴から―白楽天詩歌における楽器のイメージ、及びその音楽論について ほか);4 大陸への憧憬(『菅家文草』の「琴」;日本中世説話文学にみる中国音楽説話をめぐって);5 音楽文化史からの視座(琴の現存最古の楽譜『碣石調幽蘭第五』に見る古代琴楽の実像;龍笛と古代の笛、そして文学 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-22636-9   4-585-22636-2
書誌番号 1113131619
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113131619

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