空襲下で禁じられた避難 --
水島朝穂 /著, 大前治 /著   -- 法律文化社 -- 2014.2 -- 21cm -- 268p

資料詳細

タイトル 検証防空法
副書名 空襲下で禁じられた避難
著者名等 水島朝穂 /著, 大前治 /著  
出版 法律文化社 2014.2
大きさ等 21cm 268p
分類 391.38
件名 防空‐法令 , 太平洋戦争(1941~1945) , 空襲
注記 文献あり 年表あり
著者紹介 【水島】1953年生まれ。早稲田大学大学院法学研究科単位取得退学。現在、早稲田大学法学学術院教授。主要業績「現代軍事法制の研究」ほか。
内容紹介 戦前日本の防空法制によって、国民の生命や財産は守られたのか。国民保護法をはじめ、国民の不安感を利用するかのように制定される諸立法。「守るべきものは何か」という本質的な問題を防空法制を通じて問い直す。
要旨 「逃げるな、火を消せ!」戦前日本の防空法制によって国民の生命や財産は守られたのか?国民保護法をはじめ、国民の不安感を利用するかのように制定される諸立法。「守るべきものは何か」という本質的な問題を防空法制を通じて問い直す。
目次 第1章 なぜ逃げなかったのか(空襲の恐怖よりも大きかった「重圧」;防空法の制定―何を守ろうとしたか;初期の防空訓練と燈火管制;命を投げ出して御国を守れ―防空法の改正);第2章 退去の禁止、消火の義務付け(都市からの退去を禁ず(防空法八条の三);空襲時には火を消せ(防空法八条の五));第3章 情報操作と相互監視(大空襲は「想定外」ではなかった;防空壕は、「床下を掘れ」―生き埋め被害拡大へ;防空の任務を担う「隣組」―参加と監視のシステム);第4章 悲壮な精神主義の結末(「焼夷弾は恐ろしくないという感じを持たせる」;東京大空襲を受けて、「さらに敢闘努力せよ」;押収された米軍の伝単(空襲予告ビラ);「人貴キカ、物貴キカ」―空襲直後の帝国議会);エピローグ―防空法とは何だったのか(防空法制研究が切りひらいた大阪空襲訴訟;3・11後のいま、改めて問う現代的意味)
ISBN(13)、ISBN 978-4-589-03570-7   4-589-03570-7
書誌番号 1113131772
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113131772

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