「狂気の母」の図像から読むキリスト教 -- 筑摩選書 --
池上英洋 /著   -- 筑摩書房 -- 2014.2 -- 19cm -- 301p

資料詳細

タイトル 死と復活
副書名 「狂気の母」の図像から読むキリスト教
シリーズ名 筑摩選書
著者名等 池上英洋 /著  
出版 筑摩書房 2014.2
大きさ等 19cm 301p
分類 702.099
件名 キリスト教美術 , 図像学 , 生と死
著者紹介 1967年広島県生まれ。東京芸術大学卒、同大学院修士課程修了。東京造形大学准教授。専門はイタリアを中心とした西洋美術史・文化史。著書に「西洋美術史入門」など。
内容紹介 「狂気の母」という凄惨な図像に読み取れる死と再生。本書では、多くの図像や史料を読み解きながら、西洋精神の根幹を成す「死と復活」の思想の本質と、キリスト教の深層に肉薄する。
要旨 イタリア・フィレンツェ郊外の小さな美術館で出会った一つの謎めいた板絵。それは死んだはずの赤ん坊をよみがえらせた聖人の奇跡を描いたものだった。この「嬰児復活の奇跡」と、その上位テーマたる「狂気の母」が、著者を思索の旅に招き入れる。聖餐・聖遺物といったキリスト教文化圏特有の信仰形態や、遡って古代エジプト、ギリシア、ケルト文化にも見られる「死と復活」の主題。これら多くの図像や史料を読み解きながら西洋精神の根幹を成す「死と復活」の思想の本質と、キリスト教の深層に肉薄する。
目次 第1章 「嬰児復活の奇跡」と聖遺物;第2章 聖餐とカニバリズム;第3章 聖杯伝説と生贄の祭儀;第4章 子殺しの魔女とケルトの大釜;第5章 ディオニューソスと「洗礼による死」;第6章 若返りの釜―グノーシス、錬金術、アンドロギュヌス
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-01592-1   4-480-01592-2
書誌番号 1113133171
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113133171

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