「裸の大将」の神話を超えて --
服部正 /著, 藤原貞朗 /著   -- 名古屋大学出版会 -- 2014.2 -- 22cm -- 467,56p

資料詳細

タイトル 山下清と昭和の美術
副書名 「裸の大将」の神話を超えて
著者名等 服部正 /著, 藤原貞朗 /著  
出版 名古屋大学出版会 2014.2
大きさ等 22cm 467,56p
分類 723.1
件名 日本美術‐歴史‐昭和時代
個人件名 山下 清
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【服部】1967年兵庫県生まれ。95年大阪大学大学院文学研究科博士課程退学。兵庫県立近代美術館、横尾忠則現代美術館学芸員を経て、現在、甲南大学文学部准教授。著書「アウトサイダー・アート現代美術が忘れた「芸術」」「解剖と変容アールブリュットの極北へ」。
内容紹介 次々とイメージを与えられてきた美術家・山下清。その貼絵が大衆に愛され続ける一方、芸術の世界にも福祉の世界にも落ち着く場所のなかった彼の存在を通して、昭和の美術と福祉と文化の歴史を新たに問い直す。
要旨 「特異児童」や「日本のゴッホ」など、次々と綽名=イメージを与えられてきた美術家・山下清。その貼絵が大衆に愛され続ける一方、芸術の世界にも福祉の世界にも落ち着く場所のなかった彼の存在を通して、昭和の美術と福祉と文化の歴史を新たに問い直す。
目次 「日本のゴッホ」と「ホンモノのゴッホ」のすれ違い;山下清誕生、物語の前史としての大正末期~昭和初期;「特異児童」清君のデビューをめぐる喧騒 昭和一〇年代前半;昭和一〇年代の喧騒の陰で―式場隆三郎と「病的絵画」;「日本のゴッホ」誕生前史 昭和二一~二八年―敗戦直後の福祉と美術と新たな「ゴッホ・ブーム」;「日本のゴッホ」の誕生と迷走 昭和二九~三〇年;「放浪の特異画家」への転生と放浪の制度化 昭和三一~三三年;山下清作品展と戦後昭和の美術;「ホンモノのゴッホ」は日本に何をもたらしたのか―昭和三三年の「フィンセント・ファン・ゴッホ展」をめぐって;「放浪の特異画家」から「裸の大将」へ;大衆のなかの芸術家;平成の山下清
ISBN(13)、ISBN 978-4-8158-0762-7   4-8158-0762-0
書誌番号 1113134557

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 723.1 一般書 利用可 - 2052002616 iLisvirtual
公開 Map 723 一般書 利用可 - 2052348733 iLisvirtual