皆川雅樹 /著   -- 吉川弘文館 -- 2014.3 -- 22cm -- 258,11p 合計ページ:269

資料詳細

タイトル 日本古代王権と唐物交易
著者名等 皆川雅樹 /著  
出版 吉川弘文館 2014.3
大きさ等 22cm 258,11p 合計ページ:269
分類 210.36
件名 日本‐対外関係‐アジア(東部)‐歴史‐平安時代
注記 索引あり
著者紹介 1978年東京都生まれ。2007年専修大学大学院文学研究科歴史学専攻博士後期課程修了。現在、専修大学附属高等学校教諭。主要著書・論文「唐物と東アジア-舶載品をめぐる文化交流史」など。
内容 内容: 序論 「唐物」研究の現状と課題 平安期の対外交易と「唐物」認識 九世紀における「唐物」の史的意義 九~十一世紀の対外交易と「唐物」贈与 九~十一世紀における陸奥の金と「唐物」 日本古代の「唐物」交易の具体的諸相 香料の贈答 動物の贈答 琴の贈答 付論 モノから観た遣唐使以後の交易 終論 総括と今後の展望
内容紹介 古代以来、中国大陸・朝鮮半島・琉球などからの輸入品として時の権力者によって珍重されていた「唐物」。「交易」「贈与」をキーワードに香料・動物などの事例を分析。9~10世紀の東アジアの交流史を描き出す。
要旨 「唐物」とは何か。古代以来、中国大陸・朝鮮半島・琉球などからの輸入品(舶来品)としての「唐物」は、時の権力者によって珍重されていた。「交易」「贈与」をキーワードに香料・動物などの事例を分析。日本古代王権の支配秩序の中で唐物交易が持つ政治性・イデオロギー性を明らかにし、九~十世紀を中心とした東アジアの交流史を描き出す。
目次 序論 「唐物」研究の現状と課題―本書の問題意識とねらい;第1部 平安期の対外交易と「唐物」認識(九世紀における「唐物」の史的意義;九~十一世紀の対外交易と「唐物」贈与;九~十一世紀における陸奥の金と「唐物」);第2部 日本古代の「唐物」交易の具体的諸相(香料の贈答―十世紀前後における沈香・乳香(薫陸香)・麝香の交易;動物の贈答―六~十二世紀における鸚鵡・孔雀の交易;琴の贈答―仁明天皇の算賀における交易;付論 モノから見た遣唐使以後の交易―書籍と羊を手がかりとして);終論 総括と今後の展望―日本古代の「唐物」交易と「東部ユーラシア」
ISBN(13)、ISBN 978-4-642-04612-1   4-642-04612-7
書誌番号 1113135189
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113135189

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