ルーマニア領ブコヴィナのユダヤ系ドイツ語詩人たち --
藤田恭子 /著   -- 東北大学出版会 -- 2014.2 -- 22cm -- 476p

資料詳細

タイトル 「周縁」のドイツ語文学
副書名 ルーマニア領ブコヴィナのユダヤ系ドイツ語詩人たち
著者名等 藤田恭子 /著  
出版 東北大学出版会 2014.2
大きさ等 22cm 476p
分類 941
件名 詩人‐ルーマニア , 詩(ルーマニア)
注記 並列タイトル:‘Marginalized’ German-language Literature
注記 文献あり
内容 内容: 「周縁」に息づく「ことば」を探して
要旨 パウル・ツェランの故郷ルーマニア領ブコヴィナ。ドイツ語文化が根付き、優れたユダヤ系ドイツ語詩人たちが輩出する。だが彼らには、多重的意味での「周縁性」が運命づけられていた。この運命を背負った詩的世界の諸相を明らかにする。
目次 序章 「周縁」に息づく「ことば」を探して(ブコヴィナのユダヤ系ドイツ語文学―その多重的「周縁性」;主要な詩人たち;受容と研究;研究の方法と本書の構成);第1章 ブコヴィナのユダヤ系住民とドイツ語文化(ハプスブルク領ブコヴィナの時代(1775‐1918);ルーマニア領ブコヴィナの時代(1919‐1944);第二次世界大戦後の離散とドイツ語文化);第2章 ルーマニア領ブコヴィナに生きる「ことば」たち(マイノリティ文学としての出発―雑誌『神経』に見る表現主義受容の意味;「ユダヤ」と「ドイツ」の狭間で―アンソロジー『ぶな』の挫折;抒情詩の優位と伝統への回帰―1930年代の相次ぐ詩集出版をめぐって;ショーアーを生き抜く「ことば」―収容所やゲットーで生まれた作品群;共通体験としてのショーアー―ツェラン「死のフーガ」に結晶する詩的諸形象);第3章 戦後のディアスポラを生きる「ことば」たち(社会主義体制下の「ことば」と「伝統」―マルグル=シュペルバーとキットナー;生という闘争における「物の具」としての「ことば」―モーゼス・ローゼンクランツ;「母なる国」としての「ことば」―ローゼ・アウスレンダー;「どこにもない場の光」に照らされる「ことば」―パウル・ツェラン);終章 結びにかえて―「周縁性」の現在
ISBN(13)、ISBN 978-4-86163-238-9   4-86163-238-2
書誌番号 1113140499

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