アジア遊学 --
瀧本弘之 /編, 大塚秀高 /編   -- 勉誠出版 -- 2014.2 -- 21cm -- 223p

資料詳細

タイトル 中国古典文学と挿画文化
シリーズ名 アジア遊学
著者名等 瀧本弘之 /編, 大塚秀高 /編  
出版 勉誠出版 2014.2
大きさ等 21cm 223p
分類 920.2
件名 中国文学‐歴史 , さし絵
内容 内容: 概説 中国木版画史の流れ / 瀧本弘之著
内容紹介 中国の古い本の挿絵は木版画で、その挿絵本は明清に頂点を極めた。こうした書籍は、日本でも江戸文学や美術など多方面に影響を及ぼした。文学と美術の交差点である挿絵に注目し、その研究のもたらす可能性を探る。
要旨 中国文学史上、木版刊行物における挿絵の印刷文化が質・量ともに頂点に達したのは明末清初である。各地の書肆は競って挿絵本を刊行し、著名画家と名刻工(彫師)の共作も生まれた。こうした書籍はわが国にも多数招来され、江戸文学・美術・工藝の多方面に大きな影響を及ぼした。当時の人々がどのように書籍に対峙したかを想起するとき、図像を無視することはできない。文学と美術の交差点である挿絵に注目し、その研究のもたらす可能性を探る。
目次 小説刊本における版本挿絵の拡がり(周日校刊『三国志演義』の挿図について;『全相平話』のビジュアルワールド―「上」からみる作品の素顔;江戸の『絵本三国志』は明の『三国志演義』呉観明本・周日校本をどう受容したか―人物描写からみるその実相;『封神演義』におけるイメージの図像化について;孫悟空の図像イメージ―小説本文と絵姿と);戯曲本挿絵の世界(弘治本『西廂記』の挿絵について;明代戯曲刊本の挿絵について;明刊本『西廂記』―挿絵本の華麗なる発展);版本挿絵の発展と伝播・拡散(『中国小説絵模本』に見る中国小説の挿絵;勧戒図説の図について;『三国志演義』の年画―楽しみを反芻するために;明清版本は日本においてどう和様化されたのか―日中韓の比較からみる十七世紀の諸相;“意匠”の宝庫―明清挿絵本と工藝品―清朝(琉球)漆藝、陶磁器の作例初探)
ISBN(13)、ISBN 978-4-585-22637-6   4-585-22637-0
書誌番号 1113141979
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113141979

所蔵

所蔵は 2 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 Map 920.2 一般書 利用可 - 2052124371 iLisvirtual
山内 公開 Map 920 一般書 利用可 - 2052048926 iLisvirtual