覆された神話 -- 平凡社新書 --
加藤哲郎 /著   -- 平凡社 -- 2014.3 -- 18cm -- 254p

資料詳細

タイトル ゾルゲ事件
副書名 覆された神話
シリーズ名 平凡社新書
著者名等 加藤哲郎 /著  
出版 平凡社 2014.3
大きさ等 18cm 254p
分類 391.6
件名 ゾルゲ事件
注記 年表あり
著者紹介 1947年岩手県生まれ。東京大学法学部卒。現在、早稲田大学大学院政治学研究科客員教授、一橋大学名誉教授。専門は政治学、比較政治、現代史。著書に「ワイマール期ベルリンの日本人」など。
内容紹介 「20世紀最大のスパイ事件」ともいわれるゾルゲ事件。ゾルゲ・尾崎の処刑から70年、旺盛な資料探索によって浮かび上がってきた真実とは何か。ゾルゲ事件を二重の意味での情報戦として再考し、その真相を探る。
要旨 「二〇世紀最大のスパイ事件」ともいわれるゾルゲ事件。そのイメージは戦後、東西冷戦下における情報戦の文脈の中で形作られてきた。それが過去のものになった今、戦前の特高警察、占領期の米軍ウィロビー報告によって定説化した「伊藤律・発覚端緒説」をはじめ、「大きな物語」の構図が様々な形で綻びを見せている。ゾルゲ事件を二重の意味での情報戦として再考し、その真相を探る。
目次 はじめに―ゾルゲ事件とは何か;序章 膨張する情報戦、移動する舞台と配役;第1章 ゾルゲ事件はいかに語られてきたか;第2章 ゾルゲ事件イメージのルネッサンス;第3章 松本清張「革命を売る男・伊藤律」説の崩壊;第4章 川合貞吉はGHQウィロビーのスパイだった―「清里の父」ポール・ラッシュの諜報活動;第5章 検挙はなぜ北林トモ、宮城與徳からだったのか―米国共産党日本人部の二つの顔;第6章 ゾルゲ事件の二重の「始まり」―キーパースン鬼頭銀一
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-85725-2   4-582-85725-6
書誌番号 1113144425
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113144425

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