物語が流動する現場にどう立ち会うか --
荒木浩 /著   -- 笠間書院 -- 2014.3 -- 22cm -- 405p

資料詳細

タイトル かくして『源氏物語』が誕生する
副書名 物語が流動する現場にどう立ち会うか
著者名等 荒木浩 /著  
出版 笠間書院 2014.3
大きさ等 22cm 405p
分類 913.36
件名 源氏物語
個人件名 紫式部
注記 文献あり
著者紹介 1959年生まれ。京都大学文学部卒。同大学院文学研究科博士後期課程中退。大阪大学教授などを経て、現在、国際日本文化研究センター教授・総合研究大学院大学教授。専門分野:日本古典文学。主要著書「説話集の構想と意匠今昔物語集の成立と前後」など。
内容 内容: 玄宗・楊貴妃・安禄山と桐壺帝・藤壺・光源氏の寓意
内容紹介 『源氏物語』を寓意や准拠といった観点を軸に、史書、説話、漢詩文、仏典など、様々な外部テクストを本文と対比して、作品世界に分け入る。中世的視界から『源氏物語』の内部世界を照射し、その内実を明らかにする。
要旨 『源氏物語』の出現は、驚嘆すべき新しい創造の試みであり、それは、日本の文学が遭遇した、画期的かつ最大級の文学史上の一コマであった。寓意や准拠といった観点を軸に、史書、説話、漢詩文、仏典など、様々な外部テクストを本文と対比して、作品世界に分け入り、中世的視界から『源氏物語』の内部世界を照射する。
目次 1(玄宗・楊貴妃・安禄山と桐壷帝・藤壷・光源氏の寓意;武恵妃と桐壷更衣、楊貴妃と藤壷―桐壷巻の准拠と構想;“北山のなにがし寺”再読―若紫巻をめぐって;胡旋女の寓意―紅葉賀の青海波;胡旋舞の表象―光源氏と清盛と);2(“非在”する仏伝―光源氏物語の構造);3(宇治八の宮再読―敦実親王准拠説とその意義;源信の母、姉、妹―“横川のなにがし僧都”をめぐって)
ISBN(13)、ISBN 978-4-305-70727-7   4-305-70727-6
書誌番号 1113144871
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113144871

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