草の根の占領期体験 -- 岩波現代全書 --
吉見義明 /著   -- 岩波書店 -- 2014.3 -- 19cm -- 256p

資料詳細

タイトル 焼跡からのデモクラシー 下
副書名 草の根の占領期体験
シリーズ名 岩波現代全書
著者名等 吉見義明 /著  
出版 岩波書店 2014.3
大きさ等 19cm 256p
分類 210.76
件名 日本‐歴史‐昭和時代(1945年以後)
著者紹介 1946年山口県生まれ。70年東京大学文学部卒。72年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、中央大学商学部教授。専攻:日本近現代史。主著に「従軍慰安婦」など。
内容紹介 占領下の時代、人々が戦前からの価値観の基盤の上に、民主主義を自ら創り上げ、獲得していったことを明らかにする。下巻では、女性たちや、在日朝鮮人たちの苦闘を辿るとともに、「帝国意識」の意味を考える。
要旨 戦後日本の民主主義は「与えられた/押しつけられた」ものなのだろうか。占領下の時代、人びとが、アジア太平洋戦争の過酷な体験を決定的な契機として、戦前からの平和・自由・共助などの伝統的価値観の基盤の上に、民主主義を自ら作りあげ、獲得していったことを、彼らが残した日記や雑誌への投稿、聞き取りなどを通して明らかにする。下巻では、自立と解放を模索した女性たちや、基本的な権利を奪われた在日朝鮮人たちの苦闘を辿るとともに、敗戦を経過しても継続した「帝国意識」の意味を考える。
目次 第6章 自由と民主主義の再創造(ある高校教員の戦後体験;ある小学校教員の体験);第7章 女性の自立と解放をめざして(女性解放の息吹;あるダンサーの自立への願い;ある共働き家庭の妻の苦闘;中島飛行機元職員の結婚・離婚と自立;ある女学校・中学校教員の体験);第8章 中国・ソ連へのまなざし(日中戦争の反省と中国観;シベリア抑留問題と戦後);第9章 見えない他者(在日男性にとっての平和と民主主義;在日女性にとっての平和と民主主義);第10章 変わらざる意識―あるエリート社員のインドネシア体験
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-029126-2   4-00-029126-2
書誌番号 1113146467
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113146467

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