援助資源マッチングに向けた臨床心理学研究 --
梅垣佑介 /著   -- 東京大学出版会 -- 2014.3 -- 22cm -- 201p

資料詳細

タイトル うつと援助をつなぐ
副書名 援助資源マッチングに向けた臨床心理学研究
著者名等 梅垣佑介 /著  
出版 東京大学出版会 2014.3
大きさ等 22cm 201p
分類 493.76
件名 うつ病 , 臨床心理学
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1986年京都府生まれ。2008年東京大学教育学部卒。10年同大学院教育学研究科修士課程修了。13年同博士課程修了。現在、日本学術振興会特別研究員、英国エクセター大学客員研究員、臨床心理士。主要論文に「大学生の抑うつ症状の援助要請における楽観的認知バイアス」ほか。
内容 内容: 背景と目的
内容紹介 「うつ病100万人時代」とは、私たちの日常に「助けを求めず苦しむ」隣人がいる時代。うつ病の病識認知に多彩な研究法を駆使して接近し、専門的支援と潜在的なニーズとのマッチングの向上策と可能性を提言する。
要旨 本書では、うつに苦しむ人に適切な援助を適切なタイミングで提供するために何ができるかという問いに対し、当事者が助けを求める行動(援助要請行動)を手掛かりに様々な切り口からアプローチした。援助要請行動について検討することで、専門の治療・援助機関によるサポートやケアだけでなく、当事者の日常を支える家族や友人、恋人や同僚といった非専門家によるサポートの拡大の重要性についても言及している。
目次 第1部 背景と目的;第2部 うつ病罹患者の問題の認識に関する質的検討(うつ病における問題の認識に関する研究の概観―研究1;受療前の問題の認識プロセスに関する質的研究―研究2;うつ病罹患者の問題の認識と周囲の働きかけに関する質的研究―研究3);第3部 抑うつ症状の援助要請における楽観的認知バイアス(大学生の抑うつ症状の援助要請における楽観的認知バイアス―研究4;抑うつ症状に関する援助要請における楽観的認知バイアスとその関連要因―研究5;抑うつ傾向のある大学生における楽観的認知バイアス―研究6;若年者コホートを対象とした調査結果の一般化可能性);第4部 抑うつ症状の援助要請とインターネット検索行動(検索エンジンにおける抑うつ症状関連語の検索状況―研究7);第5部 総括(総合的な考察と今後の課題)
ISBN(13)、ISBN 978-4-13-016118-3   4-13-016118-0
書誌番号 1113148276
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113148276

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 書庫 493.7/3610 一般書 利用可 - 2053554035 iLisvirtual