見えない文字を読み解く --
小林芳規 /著   -- 岩波書店 -- 2014.3 -- 20cm -- 286p

資料詳細

タイトル 角筆のひらく文化史
副書名 見えない文字を読み解く
著者名等 小林芳規 /著  
出版 岩波書店 2014.3
大きさ等 20cm 286p
分類 210.02
件名 古文書学
注記 文献あり
著者紹介 1929年山梨県生まれ。東京文理科大学文学科卒。広島大学教授、徳島文理大学教授などを歴任。広島大学名誉教授。専攻は国語学。おもな著書に「平安鎌倉時代に於ける漢籍訓読の国語史的研究」など。
内容紹介 尖った先端を紙などに押し当てて凹ませ、文字や符号や絵を書く道具「角筆」。半世紀以上にわたり日本全国および中国・韓国で数多くの角筆文献を掘り起こしてきた著者が、角筆の世界のもつ広がりを解き明かす。
要旨 「角筆」とは、尖った先端を紙などに押し当てて凹ませ、文字や符合や絵を書く用具であり、書かれたものが見えにくいという性質から、鉛筆の普及以前には、漢籍や仏典の訓点、下書き、秘密の記録など多様に用いられていた。半世紀以上にわたり日本全国および中国・韓国で数多くの角筆文献を掘り起こしてきた著者が、角筆の世界のもつ広がりを解き明かす“文字の文化史”。
目次 第1部 日本国内での発見(白紙の手紙―高野長英脱獄の意志表示;白紙の記録―記録に託した真情;白紙の遺書―平井収二郎角筆に込めた真情;江戸時代の全国の方言―方言史をひらく ほか);第2部 東アジアへの広がり(労幹先生―漢代木簡の角筆文字を追う;敦煌文書の角筆文字―中国の角筆紙文書;韓国の角筆文献―ヲコト点の源流;角筆で書いた新羅語の発見―片仮名の先蹤)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-025966-8   4-00-025966-0
書誌番号 1113150059

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