資本システムの一〇〇〇年 -- ちくま新書 --
倉都康行 /著   -- 筑摩書房 -- 2014.4 -- 18cm -- 237p

資料詳細

タイトル 金融史の真実
副書名 資本システムの一〇〇〇年
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 倉都康行 /著  
出版 筑摩書房 2014.4
大きさ等 18cm 237p
分類 338.2
件名 金融‐歴史
注記 年表あり
著者紹介 1955年生まれ。東大経済学部卒業後、東京銀行入行。東京、ロンドン、香港で資本市場業務に従事後、バンカーズ・トラスト勤務などを経て、現在、RPテック代表取締役、産業ファンド投資法人執行役員、マネタリー・アフェアーズ誌編集人などを兼務。日本金融学会会員。
内容紹介 リスク計算が狂い始めると、金融危機は繰りかえし起こる。12世紀イタリア都市国家からの金融史を概観して、資本主義に内在するメカニズムを暴き、金融メタボ症候群を形成する今日の問題の行方を探る。
要旨 資本主義や資本市場など、マネーが動く舞台「資本システム」。そこでは、ひとたびリスク計算が狂い始めると、負債が適正水準を超え、懸命に回避しようとしても危機は再燃する、その繰り返しだ。我々は、自在に変貌していくこのシステムの上で、あちこち振り回されながら生きているだけではないのだろうか。一二世紀イタリア都市国家からの金融史を概観して、資本主義に内在するメカニズムを暴き、金融メタボ症候群を形成する今日の問題の行方を探る。
目次 プロローグ 姿を変える資本システム;第1部 リスクと金融の歴史(イントロダクション;第一期民間資本時代―一二‐一五世紀の民間経済時代;第一期公有化時代―一五‐一七世紀の王室権力時代;第二期民間資本時代―一八‐一九世紀の自由経済時代;第二期公有化時代―一九‐二〇世紀の政府支援時代;第三期民間資本時代―一九八〇‐二〇〇六年の新自由主義時代;第三期公有化時代―二〇〇七年以降の国有化時代;リスク計算と資本システム);第2部 資本市場の脆弱性(不安の源泉は銀行とソブリン;リスク計算の行き詰まり;「ドルしかない」という弱み;資産バブルの必然性);第3部 金融の過剰(「大きくて潰せない」は維持不能;中央銀行も失敗する;先進国の国債は救われるか;成長主義の誤謬);エピローグ 本質を見抜いた二人の経済学者
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-06774-6   4-480-06774-4
書誌番号 1113152020

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