横光利一をめぐる「根拠」への問い --
位田将司 /著   -- 明治書院 -- 2014.4 -- 22cm -- 325p

資料詳細

タイトル 「感覚」と「存在」
副書名 横光利一をめぐる「根拠」への問い
著者名等 位田将司 /著  
出版 明治書院 2014.4
大きさ等 22cm 325p
分類 910.268
個人件名 横光 利一
注記 索引あり
著者紹介 1976年三重県生まれ。早稲田大学商学部卒。同大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。早稲田大学文学学術院助手を経て、現在、日本大学経済学部助教。専門は日本近代文学。編著に「信じる心×小説-掘りだしものカタログ6」
内容 内容: 「根拠=ground」が揺れる
内容紹介 「新感覚派」の旗手から「文学の神様」へ、そして敗戦後は「文学者の戦争責任」を問われた横光利一。本書は毀誉褒貶の激しい横光の「文学史」に一貫して内在する「認識論」と「存在論」との理論的な葛藤を追う。
要旨 「新感覚派」の旗手から「文学の神様」へ、そして敗戦後は「文学者の戦争責任」を問われた横光利一。本書は毀誉褒貶の激しい横光の「文学史」に一貫して内在する、「認識論」と「存在論」との理論的な葛藤を追った。この理論的な葛藤こそ、横光を始めとした同時代の日本文学が、「世界」と対峙していたという痕跡なのである。
目次 「根拠=ground」が揺れる;横光利一における「形式主義」―「個性」という形式について;「日輪」の構想力と「神話」の構造―「形式主義」を予告する;『上海』における「共同の論理」―「形式」・「商品」・「機械」;『機械』という「倫理」―「形式主義」と「暴‐力」;横光利一と『資本論』―『上海』と『機械』を連関させる「経済学」;「転回」―「認識論」と「存在論」との対決;「純粋小説論」の「交互作用」―複数の弁証法をめぐって;「純粋小説論」と「近代の超克」―「四人称」という「戦争」;『欧洲紀行』という「純文学」―「純粋小説論」と自意識をめぐる「穴」;『旅愁』という「通俗」―自意識をめぐる「立つてゐる」もの;『微笑』という「視差」―「排中律」について;「故郷」は「異国」である
ISBN(13)、ISBN 978-4-625-45404-2   4-625-45404-2
書誌番号 1113154085
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113154085

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