シラー『ヴァレンシュタイン』と一義性の思考 -- シリーズ・古典転生 --
青木敦子 /著   -- 月曜社 -- 2014.4 -- 22cm -- 250p

資料詳細

タイトル 影像の詩学
副書名 シラー『ヴァレンシュタイン』と一義性の思考
シリーズ名 シリーズ・古典転生
著者名等 青木敦子 /著  
出版 月曜社 2014.4
大きさ等 22cm 250p
分類 942
件名 ヴァレンシュタイン
個人件名 シラー,フリードリヒ・フォン
注記 文献あり 索引あり
要旨 自律は自由と平等の輝かしい理想を人間に授けるとともに、残酷な宿命への覚醒をももたらす。カント哲学を批判的に継承したシラーは、その一帰結を戯曲『ヴァレンシュタイン』で克明に描いた。栄光の絶頂にある将軍を襲う無気味な影たち。自身に従えていたはずの近しいものたちが次々と裏切りのシルエットへと反転し、ついには将軍を死へと追いやる。その暗い表象の諸徴候を細やかに読み解き、シラー研究を新局面へといざなう力作。
目次 序章;第1章 不在とシルエット;第2章 習慣と平俗なもの;第3章 世界の暗い感情と占星術;第4章 鏡としてのマクス;第5章 ギリシャ的な運命とカント的な自由;第6章 史的真実と詩的真実;終章 アナロギアから一義性へ
ISBN(13)、ISBN 978-4-86503-014-3   4-86503-014-X
書誌番号 1113154600

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