脳神経科学からみた予防、治療・療育の可能性 --
黒田洋一郎 /著, 木村-黒田純子 /著   -- 河出書房新社 -- 2014.5 -- 20cm -- 382,15p

資料詳細

タイトル 発達障害の原因と発症メカニズム
副書名 脳神経科学からみた予防、治療・療育の可能性
著者名等 黒田洋一郎 /著, 木村-黒田純子 /著  
出版 河出書房新社 2014.5
大きさ等 20cm 382,15p
分類 493.937
件名 発達障害
注記 文献あり
著者紹介 【黒田】1943年東京都生まれ。66年東京大学農学部卒。66~68年東京大学農学系大学院、応用微生物研究所、修士課程修了。68~71年同博士課程所定単位修得退学。専門は記憶など高次機能の脳神経科学等。現在、環境脳神経科学情報センター代表、首都大学東京客員教授。
内容紹介 『沈黙の春』の警鐘から50年。ついに農薬、殺虫剤など環境化学物質の毒性メカニズムを解明した、脳神経科学者の最先端情報。発達障害の子ども、切れやすい子どもたちの問題の科学的真実を明かす。
要旨 微細なシナプスから疫学まで、最新の脳を巡る科学を集積し、再構築された脳の「共発達」の様相は、発達障害の常識を逆転させ、さらに予防や、脳に沿った正しい療育すら明示する。
目次 米国小児科学会や欧州食品安全機関の声明、三つの伝えたいこと;「遺伝と環境の相互作用」からくる脳の個人差の実態―脳の構造と機能は一人一人みな違う;症状の多様性と診断のむずかしさ―個性との連続と診断基準の問題点;日米欧における発達障害の増加―疫学調査の困難さと総合的判断;原因は遺伝要因より環境要因が強い―自閉症原因研究の流れとDOHaD;発症メカニズムは「特定の神経回路のシナプス形成・維持の異常」―発症しやすさを決める遺伝子背景と引き金を引く環境要因;子どもの脳のどこで発達の異常がおこるか―脳の「共発達」と化学物質へのシナプスの脆弱性;発達障害の毒性学と発症の分子メカニズム―遺伝的なシナプスの脆弱性と発達神経毒性化学物質の種類と感受性期、曝露濃度;発達障害増加の原因としての、PCB,農薬など環境化学物質汚染の危険性;発達障害の予防はできる―環境要因による増加部分は、原理的に予防可能〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-309-90992-9   4-309-90992-2
書誌番号 1113163328
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113163328

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