オートポイエーシス入門 -- 角川選書 --
河本英夫 /著   -- KADOKAWA -- 2014.5 -- 19cm -- 230p

資料詳細

タイトル 〈わたし〉の哲学
副書名 オートポイエーシス入門
シリーズ名 角川選書
著者名等 河本英夫 /著  
出版 KADOKAWA 2014.5
大きさ等 19cm 230p
分類 104
件名 哲学
注記 文献あり
著者紹介 1953年鳥取県生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。現在、東洋大学文学部教授。専門は哲学・システム論・科学論。次世代型システム論「オートポイエーシス」を展開し、現象学、精神病理学、リハビリ、アートなど多彩な現場とコラボレーションを行う。
内容紹介 人間が秘める能力を最大限に活かすオートポイエーシス=自己制作の哲学。その視点から科学者の寺田寅彦など、難局に直面しても躍動感のある精神を保ち、新たな可能性を切り拓いた人々の生涯に自己実現の知恵を探る。
要旨 哲学の究極の課題とは、日々新たな自己になることである。めまぐるしく変化する現代にあって、躍動感のある精神を保ち、自身の新たな可能性を切りひらくには?難局に出会うたび変貌し、新たな希望を掴んだ科学者・寺田寅彦、作家・坂口安吾、画家・マティス…。人間が秘める力を最大限に発揮し、新たな能力を形成するオートポイエーシス理論を背景に、弾力性のある生涯を生きた人々の自己実現の哲学を探る。
目次 序章 束の間の少年―“少年知”の輪郭(ピーターパン;少年の「類似体」);第1章 不思議さのさなかを生きる―寺田寅彦(一八七八~一九三五年):永遠の科学少年(少年が生きる不思議さの感覚;多様な現象を見る眼の形成;自己組織化する世界のなかで;感性による推論);第2章 身の丈を一歩超え続ける―アンリ・マティス(一八六九~一九五四年):終わりのない工夫の連鎖(「ふんわりとした解放感」の人;色の発見;時代の偶然;相棒);第3章 成熟しないシステム―坂口安吾(一九〇六~一九五五年):人間の番外地(無垢の魂;おのずと欠落していくものへの快と「非哀」;“束の間の少年”の結晶体;異系発達の者たちの傍らにいる安吾);終章 オートポイエーシス少年―哲学の彼方へ(オートポイエーシスとは何か;オートポイエーシスの応用)
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-703541-6   4-04-703541-6
書誌番号 1113165488

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
公開 104 一般書 貸出中 - 2052393810 iLisvirtual