『遠野物語』から -- 増補新版 --
三浦佑之 /著   -- 青土社 -- 2014.7 -- 20cm -- 340p

資料詳細

タイトル 村落伝承論
副書名 『遠野物語』から
版情報 増補新版
著者名等 三浦佑之 /著  
出版 青土社 2014.7
大きさ等 20cm 340p
分類 388.1
件名 遠野物語 , 説話‐日本
個人件名 柳田 国男
注記 初版:五柳書院1987年刊
注記 索引あり
著者紹介 1946年三重県生まれ。成城大学文芸学部卒、同大学院博士課程単位取得退学。共立女子短期大学、千葉大学を経て、現在、立正大学教授。古代文学・伝承文学を専攻する。「口語訳古事記」で第1回角川財団学芸賞、「古事記を読みなおす」で第1回古代歴史文化みやざき賞を受賞。
内容 内容: 伝承としての村落
内容紹介 古代の人びとは共同体のなかで、様々な物語を語り継いできた。そこでは、いかなる言葉と表現で、何が語られているのか。柳田国男の「遠野物語」を出発点に、神話と説話の実相に迫る。
要旨 山には人間味あふれる神が宿り、里には山男おりきたり、闇夜には得体のしれぬ何者かが棲んでいる―古代の人びとは共同体のなかで、さまざまな物語を語り継いできた。そこでは、いかなる言葉と表現で、何が語られているのか。国家や制度からこぼれ落ちた人びとに一貫して眼を向け、その実相を掘り起こす考究を続けてきた著者が、柳田国男の『遠野物語』を出発点に、神話と説話の実相にせまる。およそ70頁にわたる最新成果を、大幅に増補。
目次 伝承としての村落;第1部 村落共同体の伝承(村建て神話―始まりはどう語られるか;鎮座由来譚―花盗みと夢;神隠しと境界―封じ込められる神;伝承の方位―村落は何を語るか);第2部 事実譚の表現構造(慈母―母はどう語られるか;証人―狼との一騎打ち;証拠―田植えを助ける神;血筋―嬰児殺し;狂気―家を背負う父親);第3部 『遠野物語』の深みへ―『村落伝承論』拾遺(柳田国男の目覚め―『後狩詞記』と『遠野物語』;『遠野物語』の構想と夫鳥の話;楽を奏でる土地―笛吹峠の起源譚;瓜子姫の死;『遠野物語』にみる動物観―人からの距離)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-6798-4   4-7917-6798-5
書誌番号 1113174665
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113174665

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階社会科学 Map 388.1 一般書 利用可 - 2052526763 iLisvirtual