中華世界秩序から植民地帝国日本へ --
波平恒男 /著   -- 岩波書店 -- 2014.6 -- 22cm -- 440,13p

資料詳細

タイトル 近代東アジア史のなかの琉球併合
副書名 中華世界秩序から植民地帝国日本へ
著者名等 波平恒男 /著  
出版 岩波書店 2014.6
大きさ等 22cm 440,13p
分類 219.9
件名 沖縄県‐歴史 , 廃藩置県 , 日本‐対外関係‐アジア(東部)‐歴史‐近代
注記 年表あり 索引あり
著者紹介 1954年沖縄県生まれ。琉球大学法文学部卒、東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程中退。フランクフルト大学で2年間在外研究員。琉球大学法文学部教授。カント、ハーバーマスについて研究し、諸論稿・訳書を発表、2000年以降テーマを近現代沖縄研究に転じる。
内容紹介 広範な史料・文献を渉猟し、「琉球藩設置」の歴史的真意と台湾出兵との因果関係に関する謬説を糺す。東アジアの華夷秩序から近代的植民地帝国への移行という歴史的観点から、琉球併合と韓国併合の類比性に着目。
要旨 広範な史料・文献を渉猟し、「琉球藩設置」の歴史的真意を解明。台湾出兵との因果関係に関する従来の謬説を糺す。併合する側の視点と併合される側の視点を往還する複眼的考察に立ち、琉球および朝鮮の併合という「二つの併合」の類比性と関連性に着目。東アジアの伝統的中華世界秩序の衰退から植民地帝国日本の擡頭への新旧交替という大きな脈絡から、中国・朝鮮・台湾・日本を見渡す視野のなかに「琉球併合」の史実を据えた画期的研究。
目次 第1章 近世東アジアのなかの琉球王国;第2章 琉球藩王冊封とその歴史的意味;第3章 征韓論政変と台湾出兵;第4章 「琉球藩処分」の本格化から強制併合へ;第5章 近代東アジア史のなかの二つの併合;補論 喜舎場朝賢と『琉球見聞録』
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-025983-5   4-00-025983-0
書誌番号 1113175891
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113175891

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