「コトバ」を追い求めた知られざる師弟の交遊抄 -- シリーズ・人と文化の探究 --
清水多吉 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2014.7 -- 22cm -- 297,4p

資料詳細

タイトル 柳田國男の継承者福本和夫
副書名 「コトバ」を追い求めた知られざる師弟の交遊抄
シリーズ名 シリーズ・人と文化の探究
著者名等 清水多吉 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2014.7
大きさ等 22cm 297,4p
分類 289.1
個人件名 福本 和夫
注記 文献あり 年譜あり 索引あり
著者紹介 1933年会津若松生まれ。58年東京大学文学部卒。60年東京大学大学院修士課程修了。立正大学教授、ニューヨーク・ホウフストラ大学客員教授、東京大学、名古屋大学、早稲田大学等での講師、社会思想史学会代表幹事を歴任。現在、立正大学名誉教授。
内容紹介 福本和夫が「マニュファクチュア」を追い求めた背景には、柳田國男の影響があった。フランクフルト学派研究の大家が、難解で知られる哲学者の人生と思考を軽快な文章で描き出す。
要旨 福本和夫が「マニュファクチュア」を追い求めたのには、柳田國男の影響があった―。西欧マルクス主義思想家の一人とされ、民俗学の柳田國男と全く関係のなさそうに見えた福本。しかし、二人は共に、「コトバ」に強い関心を抱いていた。柳田と出会い、民俗学の一つのテーマ「コトバ」に傾倒し、マニュファクチュア研究、日本ルネッサンス研究へと突き進んでいく知的な冒険を、思想史研究の泰斗が描く。
目次 序論 華やかなデビューと瞬時の凋落;第1章 獄中にて;第2章 獄中での柳田國男との「出会い」;第3章 低い目線で;間奏譜 思い出す事ども;第4章 「メチエ」とは何か;第5章 秘密の「手技」から近代的「特訓制」へ;第6章 「メチエ」を含む「知識」は何に集積されているか;第7章 戦後の福本和夫の業績;第8章 「コトバ」の追求を更に深めて
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-06741-1   4-623-06741-6
書誌番号 1113177511
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113177511

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