ちくま新書 --
竹内信夫 /著   -- 筑摩書房 -- 2014.7 -- 18cm -- 268p

資料詳細

タイトル 空海の思想
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 竹内信夫 /著  
出版 筑摩書房 2014.7
大きさ等 18cm 268p
分類 188.52
個人件名 空海
注記 文献あり
著者紹介 1945年大阪生まれ。東京大学、ソルボンヌ大学を経て、75年東京大学助手。その後明治学院大学講師、東京工業大学、東京大学助教授を経て東京大学大学院教授。専門はフランスの文学・思想。特にマラルメ研究に貢献。2007年定年退職。09年空海塾開講。13年空海学会設立、幹事長。
内容紹介 空海は優れた宗教者であるだけでなく、独創的な思想家でもあった。「菩提心」が呼び覚ます「四恩」の自覚・「即身成仏」の成就・「声字実相」の認識とは。主要な漢文作品の解読・分析を通して、空海の本質に迫る。
要旨 七世紀に勃興したイスラームの東進に抗してインド仏教は大きく変化する。マントラ(真言)を中心に据え、それを唱える身体的修行によって精神の在り様の根本的転換を図ろうとする図ろうとする新しい仏教が姿を現す。それは「密教」と呼ばれ、七世紀中頃から八世紀初めに中国に伝播する。その仏教の激動期に空海は生まれ、新しい教えを求めて入唐する。そこで空海は何を得たのだろうか。空海が遺した言葉に向き合うことによって、中世的「弘法大師」信仰を解体し、空海の言葉に込められた「いのちの思想」に迫る。
目次 序章 空海の真実を求めて(空海とわたし;立ちはだかる難関 ほか);第1章 空海の願文―「一切衆生、皆これ我が四恩なり」(空海の願文、その歴史的位相;空海の願文、その様式 ほか);第2章 「即身成仏」とは何か?―「父母所生の身において、速かに大覚位を証す」(「即身成仏」の義を求めて;『菩提心論』を読む―「即身成仏」の予備的考察 ほか);第3章 「声字実相」とは何か?―「声字分明にして、実相顕る」(マントラ(真言)とは何か?;マントラは梵語で読むべし ほか);終章 「万灯万花会の願文」―「虚空尽き衆生尽きなば、涅槃尽き我が願いも尽きなん」(多忙な空海;万灯万花会の願文 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-06785-2   4-480-06785-X
書誌番号 1113178393

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戸塚 公開 Map 188.5 一般書 利用可 - 2052585557 iLisvirtual
瀬谷 公開 Map 188.5 一般書 利用可 - 2052667014 iLisvirtual