ヘレンハウゼン、ヴェルサイユと葉っぱの哲学 --
ホルスト・ブレーデカンプ /著, 原研二 /訳   -- 産業図書 -- 2014.7 -- 22cm -- 199p

資料詳細

タイトル ライプニッツと造園革命
副書名 ヘレンハウゼン、ヴェルサイユと葉っぱの哲学
著者名等 ホルスト・ブレーデカンプ /著, 原研二 /訳  
出版 産業図書 2014.7
大きさ等 22cm 199p
分類 134.1
件名 庭園‐歴史
個人件名 ライプニツ,ゴットフリート・ヴィルヘルム
注記 Leibniz und die Revolution der Gartenkunst.の翻訳
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 【ブレーデカンプ】1947年生まれ。93年以降フンボルト大学芸術史教授、2003年以降ベルリン科学院永年フェロウ。その他プリンストン大学、ゲッティ・センター、ブダペスト・コレギウムのフェロウを歴任。00年ジークムント・フロイト賞受賞ほか。
内容紹介 バロック庭園の幾何学紋様には、不思議な原理が畳み込まれる。本書では、偉大なる哲学者・ライプニッツの奇怪な線描メモを初めて解読する。「ヘレンハウゼン大庭園」「バロック庭園の現代性」など4部で構成。
要旨 偉大なる哲学者ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツが庭園という制度に重大な動機を与えていたとは、周知のことではなかった。ライプニッツが“自然と人工”をめぐる観念を抽出したのは、ハノーファの有名なヘレンハウゼン・バロック庭園における庭園形成からだという。本書は、18世紀風景式庭園の席捲をもっと“造園革命”とする文化史の常識を転倒させようという。風景式庭園のなだらかにカーブする遊歩道に認められてきた自由の思想は、バロック庭園の輻輳した幾何学にこそある、幾何学こそが本来の庭園革命なのだと。
目次 1 ヘレンハウゼン大庭園(主役たち:ゾフィー、ライプニッツ、ゾフィー・シャルロッテ;ヘレンハウゼン大庭園の史的階梯;ウード・フォン・アルフェンスレーベンと研究の開始;バロック庭園と風景式庭園の狭間にいるライプニッツ);2 ヘレンハウゼンにおけるライプニッツの活躍(実用、対話、省察;運河計画(1695‐1696);大噴水の象徴学と造営(1701‐1720));3 ライプニッツのヘレンハウゼン・フィロゾフィー(識別不能原理;ヴェルサイユと内在的な無限性;逸脱術(Die Kunst der Abweichung);モナドロジーの図化);4 バロック庭園の現代性(風景式庭園の抱えた数々のパラドックス;多孔性バロック庭園;幾何学の自然らしさ;ルクレーティウスの雲)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7828-0177-2   4-7828-0177-7
書誌番号 1113180134

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