開発政策と地域社会 --
中嶋久人 /著   -- 大月書店 -- 2014.7 -- 20cm -- 233p

資料詳細

タイトル 戦後史のなかの福島原発
副書名 開発政策と地域社会
著者名等 中嶋久人 /著  
出版 大月書店 2014.7
大きさ等 20cm 233p
分類 543.5
件名 原子力発電 , 地域開発‐福島県
注記 文献あり
著者紹介 1960年生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。小金井市史編さん委員。主要業績『暴力の地平を超えて-歴史学からの挑戦』『首都東京の近代化と市民社会』「原発災害に対する不安・批判の鎮静化と地方利益-電源交付金制度の創設をめぐって(大会報告)」など。
内容紹介 原発を受容した地域、拒否した地域。その分岐点とは。なぜ福島に原発が建設されたのかを検討し、実験炉導入前後から現在まで、地域社会における原発の受容~変容過程をリスクとリターンの交換関係から描く。
要旨 原発を受容した地域、拒否した地域、その分岐点とは?「平和利用」と「安全」を信じ、町の繁栄を願って立地を決めた地域。他方、放射能汚染を恐れ立地を阻んだ地域。実験炉導入前後から現在まで、地域社会における原発の受容~変容過程をリスクとリターンの交換関係から描く。
目次 第1章 原子力開発の開始と原子力関連施設の大都市圏からの排除(原子力開発の開始;日本原子力研究所東海村立地とリスク認識;「反原発運動」の源流としての関西研究用原子炉設置反対運動;原子炉立地審査指針の確定);第2章 地域開発としての福島第一原発の建設(一九六〇~一九六七)(福島県による原発誘致活動;福島第一原発立地と地域社会;福島第一原発の建設);第3章 福島県における原発建設反対運動の展開(一九六八~一九七三)(原発建設予定地における地権者の反対運動;一般住民による原発建設反対運動;福島県議会における反対意見の噴出);第4章 電源交付金制度と原発建設システムの確立(一九七四~)(電源交付金制度の成立;原発依存社会の行方;「日常の風景」を切り裂いた三・一一)
ISBN(13)、ISBN 978-4-272-52102-9   4-272-52102-0
書誌番号 1113182844

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