岡田俊裕 /著   -- 原書房 -- 2014.7 -- 22cm -- 483p

資料詳細

タイトル 日本地理学人物事典 現代編 1
著者名等 岡田俊裕 /著  
出版 原書房 2014.7
大きさ等 22cm 483p
分類 290.35
件名 地理学者‐辞典 , 人名辞典‐日本
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1948年愛媛県生まれ。高知大学名誉教授。日本の地理学史を人物中心に研究してきた。著書に「近現代日本地理学思想史」などがある。
内容紹介 1905年から14年までに生まれ、優れた研究・教育業績をあげた43名の地理学者を取り上げる。彼らが、地理学・地理教育の新たな構築に力を注ぎ、その後の展開にどのように貢献したかを描く。
要旨 本巻では、一九〇五年(日露戦争終結年)から一九一四年(第一次大戦参戦年)までに生まれた地理学者の生涯と業績を紹介。なかでも優れた研究・教育業績をあげた四三名を取り上げる。彼らは、青壮年期に一五年戦争(満州事変、日華事変、「大東亜戦争」)を経験した世代であり、その立場や研究内容などによって、戦後、公職追放・教職追放の措置を受けた人も少なくない。彼らが、戦後の混乱のなかで、地理学・地理教育の新たな構築に力を注ぎ、その後の展開にどのように貢献したかを描く。あわせて、彼らが作成し提示した地図や図像を多数紹介する。
目次 村松繁樹(1905‐1990)―地理学の啓蒙と地図の普及に努め、村落と都市の組織的で集約的な実地調査を先導する。;福井英一郎(1905‐2000)―日本の気候学をほとんど独力で育成し発展させ、優れた研究者を多数育てる。;長井政太郎(1905‐1983)―山形県の地理・地誌研究に没頭し、その交通路と集落を歴史地理的に研究する。;保柳睦美(1905‐1987)―乾燥アジアの自然地理研究、伊能図の研究、社会科地理の位置づけに成果をあげる。;飯塚浩二(1906‐1970)―社会科学的な人文地理研究を唱導するとともに、独自の比較文明論を展開する。;伊藤郷平(1906‐1984)―組織的な地誌・農業地理・都市地理研究を率先し、地域開発計画に関与する。;鹿野忠雄(1906‐1945)―昭和前期に台湾の動物地理・民族地理・自然地理を精力的に調査研究する。;山口貞雄(1906‐1992)―時代の推移に応じ、地誌、地理学史、工業の分布と立地、その変遷史を研究する。;島之夫(1907‐1988)―民家の地理学的研究を日本からアジア、ロシア、ヨーロッパへ視野を広げて行う。;岩田孝三(1907‐1994)―政治境界を歴史地理学的に研究し、近現代の政治地理事情を社会科学的に考察する。〔ほか〕
ISBN(13)、ISBN 978-4-562-04712-3   4-562-04712-7
書誌番号 1113184064
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113184064

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