『花の街』から『黒い雨』まで --
黒古一夫 /著   -- 彩流社 -- 2014.7 -- 20cm -- 221,6p

資料詳細

タイトル 井伏鱒二と戦争
副書名 『花の街』から『黒い雨』まで
著者名等 黒古一夫 /著  
出版 彩流社 2014.7
大きさ等 20cm 221,6p
分類 910.268
件名 戦争文学
個人件名 井伏 鱒二
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1945年群馬県生まれ。法政大学大学院博士課程満期退学、現在文芸評論家、筑波大学名誉教授、華中師範大学外国語学院大学院特別招聘教授。著書に『北村透谷論-天空への渇望』他。
内容紹介 被爆者の悲しみを静かに訴えかける名作『黒い雨』。日本占領下の庶民の日常を描いた『花の街』…。「庶民」の思想によって「戦争」に対峙した文学者・井伏鱒二の生き方を、『黒い雨』などの作品を通して論じる。
要旨 被爆者の悲しみを静かに訴えかける『黒い雨』…。日本占領下(シンガポール)の庶民の日常を描いた『花の街』…。「庶民」の思想によって「戦争」に対峙した文学者の生き方は、「戦争をする国」が蔓延しだした現代にこそ、多くのことを示唆している。
目次 序 今なぜ井伏鱒二と戦争なのか;第1章 瞋恚を胸に、「書くこと」に徹す―「戦争」への処し方(1);第2章 『花の街』から『遙拝隊長』へ―「戦争」への処し方(2);第3章 『徴用中のこと』が孕むもの―「戦争」への処し方(3);第4章 戦時下の「日常」―「戦争」への処し方(4);第5章 「庶民=常民」の目線―戦中から戦後へ、その「揺るがぬもの」;第6章 原爆文学としての『黒い雨』;第6章補論 『黒い雨』盗作説を駁す―捏造される文学史;第7章 井伏鱒二と原発―戦後文学史の中で
ISBN(13)、ISBN 978-4-7791-2034-3   4-7791-2034-9
書誌番号 1113184193
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113184193

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