平凡社新書 --
内田雅敏 /著   -- 平凡社 -- 2014.8 -- 18cm -- 207p

資料詳細

タイトル 靖国参拝の何が問題か
シリーズ名 平凡社新書
著者名等 内田雅敏 /著  
出版 平凡社 2014.8
大きさ等 18cm 207p
分類 175.1
件名 靖国神社
著者紹介 1945年生まれ。早稲田大学法学部卒。弁護士。関東弁護士連合会憲法問題協議会委員長を経て、現在、日本弁護士連合会憲法問題対策本部幹事。西松安野友好基金運営委員長。著書に「「戦後補償」を考える」「想像力と複眼的思考-沖縄・戦後補償・植民地未清算・靖國」などがある。
内容紹介 首相の靖国参拝に対する内外の批判は、国のために死んだ者を追悼することでなく、靖国神社が主張する先の戦争は全く正しい「聖戦」だったという歴史認識を問題にしている。端的に示される靖国問題の本質。
要旨 日本の首相が靖国神社を参拝すると、中国、韓国をはじめ、世界各国がこれを批判する。一国の首相が自国の戦死者を追悼・慰霊することに何の問題があるのか?―問題はある。靖国神社が、A級戦犯合祀や遊就館の展示で端的に主張する歴史認識=「先の戦争は正しかった」。首相の靖国神社への参拝は、この聖戦史観を支持し、戦後の平和秩序をご破算にする思想である。
目次 第1章 靖国神社参拝の思想(安倍首相の靖国神社参拝への途;何が問題なのか;歴代日本政府の歴史認識と靖国の歴史認識;マスメディアの覚醒;自民党改憲草案と靖国神社参拝の思想的水脈);第2章 靖国神社の「聖戦」史観(無断合祀による戦死者の魂独占の虚構;靖国神社の「神々」の実態;遊就館展示の兵器が物語るもの;「特攻平和会館」で涙を流すだけでよいのだろうか);第3章 靖国神社が生き延びたカラクリ(死者への想いに依拠して生き延びた靖国神社;昭和天皇と靖国神社参拝;靖国神社と援護行政);第4章 東京裁判は、勝者の裁きか(八月一五日の連続性と断絶性―ドイツ五・八との比較;東京裁判は勝者による断罪か?;東京裁判否定運動としてのA級戦犯合祀);第5章 国立追悼施設を創る―非業、無念の死を強いられた死者たちの声に耳を傾けよ(死者たちを追悼する;国立追悼施設)
ISBN(13)、ISBN 978-4-582-85746-7   4-582-85746-9
書誌番号 1113189067
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113189067

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