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【図書】 『苦海浄土』論

同態復讐法の彼方 --
臼井隆一郎 ／著   -- 藤原書店 -- ２０１４．８ -- ２０ｃｍ -- ２７８ｐ

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タイトル 『苦海浄土』論
副書名 同態復讐法の彼方
著者名等 臼井隆一郎 ／著  
出版 藤原書店 ２０１４．８
大きさ等 ２０ｃｍ ２７８ｐ
分類 910.268
件名 苦海浄土
個人件名 石牟礼　道子
著者紹介 １９４６年福島県生まれ。東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。新潟大学教養部助教授を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授。現在、東京大学名誉教授。専門は、文化学、ヨーロッパ文化論、言語情報文化論。著書に「コーヒーが廻り世界史が廻る－近代市民社会の黒い血液」等。
内容紹介 ドイツ文学者が、バッハオーフェンやクラーゲスの母権思想と比較しつつ『苦海浄土』を論じた国際会議報告を基に、ハンムラビ法典の「同態復讐法」を超えて、独自の宗教性を元に展開する石牟礼文学に迫る。
要旨 「目には目を」という同態復讐法は、やられたらやり返せというのではない。同態の害を加えることによって、加えられた苦痛が癒されるわけでもない。石牟礼道子『苦海浄土』の「宗教以前の世界」をバッハオーフェンの先史母権社会と結びつけ、同態復讐法を超えた境地を見出す。
目次 第１章　復讐の女神；第２章　妣たちの国；第３章　樹男のまなざし；第４章　血権；第５章　神秘のヴェール；第６章　ネメシスの言語態；第７章　竜神の子
ISBN(13)、ISBN 978-4-89434-930-8　　 4-89434-930-2
書誌番号 1113191362
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113191362

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中央 書庫 910.2/6825 一般書 利用可 - 2052785114 iLisvirtual

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