ちくま新書 --
安田登 /著   -- 筑摩書房 -- 2014.9 -- 18cm -- 254p

資料詳細

タイトル 日本人の身体
シリーズ名 ちくま新書
著者名等 安田登 /著  
出版 筑摩書房 2014.9
大きさ等 18cm 254p
分類 114.2
件名 心身関係
著者紹介 1956年千葉県出身。大学時代に中国古代哲学を学び、20代前半に漢和辞典の執筆に携わる。下掛宝生流能楽師、公認ロルファー。能のメソッドを使った朗読・群読の公演や指導も行い、東京、東江寺で論語と謡曲を中心とした寺子屋「遊学塾」を開催。
内容紹介 私たちはどういう身体観を持っていたのか。本来おおざっぱで曖昧であったがゆえに、他人や自然と共鳴できていた日本人の身体観を、古今東西の文献を検証しつつ振り返り、現代の窮屈な身体観から解き放つ。
要旨 「膝」と言えば、ピンポイントの膝頭ではなく太ももの前側全体を指し、「肩」と言えば、肩峰のみならず、首肩まわりの「界隈」を指す…おおざっぱであり曖昧であり、細かいことは気にしなかったはずの日本人の身体観。ところが、現代の身体に関する志向性はこれに逆行している。人間同士の境界も環境との境界も曖昧であったがゆえに、他人や自然と共鳴できていた日本人の身体観を、古今東西の文献や文学、また能の詞章を検証しつつ振り返ることで、「カラダ」と「ココロ」に分裂し、内向きになっている現代の身体観を、打開する端緒としたい。
目次 第1章 「身」と「からだ」(欠落した身体;はだか ほか);第2章 曖昧な身体(主客の境が溶けるとき;時間の境も曖昧に ほか);第3章 溢れ出る身体(溢れ出す身体;情緒 ほか);第4章 ため息と内臓(環境と直接つながりたいという欲求;『古事記』に見る欲求の変化 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-06794-4   4-480-06794-9
書誌番号 1113195815
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113195815

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