DSM-3はなぜ作られ、DSM-5はなぜ批判されたか --
大野裕 /著   -- 金剛出版 -- 2014.9 -- 19cm -- 201p

資料詳細

タイトル 精神医療・診断の手引き
副書名 DSM-3はなぜ作られ、DSM-5はなぜ批判されたか
著者名等 大野裕 /著  
出版 金剛出版 2014.9
大きさ等 19cm 201p
分類 493.72
件名 精神医学
要旨 精神科診断は、DSMというマニュアルに頼るのではなく「症状をじっくりと観察する」ことが第一である。当たり前のことだが、それが忘れ去られようとしている。「病名を付ければよい、そして、それに基づいて薬を処方すればよい」という風潮が強まったのは、DSM=3が導入されてからだ。と批判的に言う人がいるが、著者はそうではない、と考える。そこには現代精神医学が抱える問題がある。DSM‐3が「必要」になった背景とその後の展開、そして、DSM‐5の作成をめぐっての「批判」を紹介しながら、著者の精神医療論を語る。
目次 十八代目中村勘三郎とDSM;第1部 DSM‐3はなぜ必要とされたか(治療のための診断とは;DSM‐3を生んだ精神医療の医学化 ほか);第2部 DSMと過剰診断・過剰治療(過剰診断・過剰治療;Disorderの訳語をめぐる議論 ほか);第3部 DSM‐5の失敗が教えること(DSM‐5の概要とDSM‐4からの変更点;DSM‐5が日指したパラダイム・シフトと挫折 ほか);第4部 今後の精神医療への展望(こころの健康を実現する環境;自殺対策のための略戦研究 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-7724-1386-2   4-7724-1386-3
書誌番号 1113196270
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113196270

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中央 書庫 493.7/3426 一般書 利用可 - 2053061780 iLisvirtual