運動・思想・政党の歴史 -- 講談社選書メチエ --
小野一 /著   -- 講談社 -- 2014.9 -- 19cm -- 270p

資料詳細

タイトル 緑の党
副書名 運動・思想・政党の歴史
シリーズ名 講談社選書メチエ
著者名等 小野一 /著  
出版 講談社 2014.9
大きさ等 19cm 270p
分類 315
件名 緑の党
注記 索引あり
著者紹介 1965年福井県生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、工学院大学准教授。専門は政治学、現代ドイツ政治。著書に「ドイツにおける「赤と緑」の実験」などがある。
内容紹介 社会運動に端を発しながら、いまや経済と環境の両立を目指す、世界を動かす緑の党。ドイツをはじめとした諸外国のケースを検討しながら、運動・思想・体制の3つの側面を分析。変化する役割を丁寧に読み解く。
要旨 一九六〇年代末~七〇年代初頭、先進諸国で高揚した「新しい社会運動」。そこから出発した緑の党は、役割を変化させながら現在に至っている。ドイツをはじめとした諸外国のケースを検討しながら、運動・思想・体制(政権党)の三つの側面を分析する。私たちはどのような社会を望むのか。緑の党はその選択肢になりうるのか。いま改めて考え直す。
目次 序章 なぜいま緑の党か;第1章 世界に広がる緑の党(欧州諸国;ドイツ;フランス;アングロサクソン諸国;グローバル・グリーンズ);第2章 運動としての緑の党(転換点としての一九六八年;多様なテーマ;社会運動から政権党へ);第3章 思想としての緑の党(エコロジー思想は左翼か;環境思想―源流からエコロジー的近代化まで;新しい生き方・働き方を求めて);第4章 体制としての緑の党(シュレーダー政権の軌跡と緑の党;焦点としての脱原発問題;政権参加と緑の党のアイデンティティ;ポスト赤緑時代の政党連立問題;研究機関およびシンクタンク);終章 緑の党と私たち(戦後日本政治と革新勢力の脆弱性;緑の党研究から私たちは何を学ぶか;私たちはどのような社会を望むのか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-258586-6   4-06-258586-3
書誌番号 1113196603

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