日本人の活力と企画力の秘密 -- 祥伝社新書 --
樋口清之 /〔著〕   -- 祥伝社 -- 2014.10 -- 18cm -- 255p

資料詳細

タイトル 梅干と日本刀 続
副書名 日本人の活力と企画力の秘密
シリーズ名 祥伝社新書
著者名等 樋口清之 /〔著〕  
出版 祥伝社 2014.10
大きさ等 18cm 255p
分類 210.04
件名 日本‐歴史
注記 表紙のタイトル:続・梅干と日本刀
著者紹介 1909年奈良県生まれ。国学院大学史学科卒。登呂遺跡発掘など草創期の日本考古学の発展に尽力し、わが国考古学界の第一人者として名を馳せた。また、社会や生活の文化史的側面から、一般に向けて書かれた著述も多く、その代表作が「梅干と日本刀」。
内容紹介 自由な企画発想への熱意が、日本の多層的な文化を作りだした。ベストセラー『梅干と日本刀』の著者が、日本人について“都市計画”“教育”“ヨコ割り思考”“重層性”の視点から考察する。
要旨 初対面の人を、「お近づきのしるしに、ちょっと一杯」と誘う。これは、飲食の場を共にすることで連帯意識の確認をはかる共食文化のあらわれだろう。神と人とが交流する直会の行事にも通じる。日本には古来、人もモノも文化も、新しいものを受け入れては、試してみる精神があった。その湿潤な気候は、本格的なレンガ造りの建築には向かないが、そこでレンガ張りの技法が工夫される。また、舶来のコロッケをヒントにして、精進の雁もどきが創作された。かように自由な企画発想への熱意を示し、日々実行に移していくうち、一種独特で、多層的な文化ができたのだ。日本人に民族の美点を教えてくれた名著の続編!
目次 1章 東京も顔負け!江戸の驚異的な“都市計画”―あらゆる災害に備えて造られた江戸の街(津波のエネルギーから街を護った堀川の知恵;家康の綿密な計画で造られた江戸 ほか);2章 日本は、江戸時代から“世界一の教育国”―農民は字が読めなかったと考えるのは大間違い(江戸時代のほとんどの農民は字が読めた;生活のために読み書きは必要だった ほか);3章 意外!日本は古来“ヨコ社会”が土台だ―タテ割り社会を、ヨコ割りの上に重ねた日本の社会(封建的とは、悪いことの同義語なのか;「士農工商」はヨコ割り社会をあらわす言葉 ほか);4章 日本の文化は、柔軟な“建増し”構造―あらゆるものを貪欲に呑み込んだ日本の重層社会(雁もどきはコロッケをヒントに作られた;竹輪のことをもともと蒲鉾といった ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-396-11387-2   4-396-11387-0
書誌番号 1113202452

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
鶴見 公開 Map 210 一般書 利用可 - 2061932545 iLisvirtual
神奈川 公開 Map 210 一般書 利用可 - 2053146298 iLisvirtual