現代版〈錬金術〉のフロンティア -- 角川EPUB選書 --
吉田克己 /〔著〕   -- KADOKAWA -- 2014.10 -- 19cm -- 189p

資料詳細

タイトル 元素変換
副書名 現代版〈錬金術〉のフロンティア
シリーズ名 角川EPUB選書
著者名等 吉田克己 /〔著〕  
出版 KADOKAWA 2014.10
大きさ等 19cm 189p
分類 429.5
件名 原子核反応
著者紹介 1962年京都市生まれ。85年京都大学工学部卒業後(株)リクルート入社。主に情報通信関連およびインターネット関連の事業部門でネットワーク・サービスの営業などを経て、2002年退職、独立。産能大通信講座「「週刊ダイヤモンド」でビジネストレンドを読む」の講師を務めるなど。
内容紹介 放射性元素を無害な元素に変換できるか。安価な金属からレアメタルを生成できるか。「元素変換」研究の第一人者である岩村康弘氏への徹底取材を通じて、とてつもない可能性を秘めた現代版「錬金術」の最前線を追う。
要旨 ありふれた金属を貴金属に変換することができたなら?―古くから人々が憧れを抱いてきた“錬金術”が現実のものとなりつつある。三菱重工で「元素変換」研究を続けてきた岩村康弘に徹底取材し、テクノロジー化を目前に控えたこの現象の可能性を探る。放射性セシウムの無害化、レアメタルなど希少元素の生成、エネルギー源としての利用など…「元素変換先進国・日本」に開かれた未来像とは?
目次 第1章 「元素が別の元素に変わる」とはどういうことか?(電子をやりとりする化学反応、元素を変える核反応;核反応には「核分裂」と「核融合」がある);第2章 元素変換の発端となった「常温核融合」騒動(世界に衝撃!!室温で「核融合」!?;DOE調査が押した「ニセ科学」の烙印;「再現できない=非科学」は本当か?;それでも粘り強く研究を続けた人たち);第3章 日本が「元素変換」研究のフロンティアになるまで(「騒動」からわずか2カ月、日本での研究がはじまった;岩村と「常温核融合」との出会い;予算40億円の国家プロジェクト「NHE」が発足;この「異常な」現象の研究に岩村が本格参入;岩村の確信―本質は「核変換」にある!!;元素変換が本格的に認知されはじめた;「元素変換」研究が大きく花開く);第4章 元素変換が実用化すると、何が起こるのか?(3つの可能性―放射性廃棄物の処理・希少元素の生成・エネルギー源;放射性廃棄物を無害な元素に変換する;希少元素を戦略的につくり出す;コンパクトな発電装置を可能にする新エネルギー源);第5章 元素変換のさらなる展望(原発汚染水の除去に元素変換は有効か?;星の錬金術―超新星爆発を超える元素合成のシナリオ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-04-080016-5   4-04-080016-8
書誌番号 1113205088

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 4階自然科学 Map 429.5 一般書 利用可 - 2053268814 iLisvirtual
磯子 公開 Map 429 一般書 利用可 - 2053401921 iLisvirtual