自民党システムの形成と変容 -- 岩波人文書セレクション --
蒲島郁夫 /著   -- 岩波書店 -- 2014.10 -- 19cm -- 446p

資料詳細

タイトル 戦後政治の軌跡
副書名 自民党システムの形成と変容
シリーズ名 岩波人文書セレクション
著者名等 蒲島郁夫 /著  
出版 岩波書店 2014.10
大きさ等 19cm 446p
分類 312.1
件名 日本‐政治・行政‐歴史‐昭和時代(1945年以後) , 自由民主党
注記 2004年刊の再刊
著者紹介 1947年熊本県生まれ。71年ネブラスカ大学入学。ネブラスカ大学農学部卒業後、ハーバード大学大学院博士課程に入学。91年筑波大学社会工学系教授。97年東京大学法学部教授、2008年より熊本県知事。主な著書に「政治参加」などがある。
内容紹介 小泉内閣に至るまでの戦後政治の流れを、高度成長期に形成された自民党支配のシステムが様々な挑戦を受けて変貌する過程として捉え、分析。現熊本県知事である著者のセレクション版あとがき付き。
要旨 政治の目標を有権者に示すこと、また、それを実現するための勇気ある決断と行動、それが今の中央政治に欠けている。―知事としての立場から見ると物足りないと著者は言う。自民党政治の形成と変容の過程として戦後日本政治の軌跡を扱った本書は、県知事として政治を実践する立場に転じた、選挙研究の第一人者の二八年に及ぶ投票行動分析、実証研究の軌跡でもある。
目次 1 自民党システムの形成(自民党システムの形成―戦後日本の民主化と「支持参加」モデル);2 田中支配と中曾根政治の時代(田中派圧勝・自民党大敗の構図―一九八三年総選挙;争点、候補者、政党―一九八三年総選挙の分析;バッファー・プレイヤーの登場;有権者の保革イデオロギーと中曽根政治;マスメディアと政治―もう一つの多元主義);3 自民党政治の“ゆらぎ”(八九年参院選―自民大敗と社会大勝の構図;自民復調の構図―一九九〇年総選挙;新党の登場と自民党一党優位体制の崩壊;選択の可能性と投票行動―九三年総選挙における二つの選挙;九八年参院選―自民党はなぜ負けたか);4 連立の時代(連立時代の議員と政党;地方の「王国」と都市の反乱―二〇〇〇年総選挙;党首評価と投票行動―二〇〇〇年総選挙);5 自民党システムと小泉政治(小泉評価と二〇〇一年参院選;自民党の公明依存と民主党の「躍進」―二〇〇三年総選挙)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-028782-1   4-00-028782-6
書誌番号 1113207557

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