現代史のなかの中東・世界・日本 --
栗田禎子 /著   -- 大月書店 -- 2014.10 -- 19cm -- 267,5p

資料詳細

タイトル 中東革命のゆくえ
副書名 現代史のなかの中東・世界・日本
著者名等 栗田禎子 /著  
出版 大月書店 2014.10
大きさ等 19cm 267,5p
分類 312.26
件名 中近東‐政治・行政
注記 索引あり
著者紹介 1960年生まれ。千葉大学文学部教授。専門は中東の近現代史。主な著書に「戦後世界史」「中東」「近代スーダンにおける体制変動と民族形成」、訳書に「ハルツームのゴードン-同時代人の証言」、論文に「ウィリアム・モリスとスーダン戦争」など。
内容紹介 「自由、尊厳、社会的公正」を掲げたエジプト2011年民衆革命を軸に、その背景と意義、今後の展望を、歴史の深層と地域の広がりのなかに描き出す。現代世界の矛盾が凝縮・爆発する中東の構造が見えてくる書。
要旨 混迷の元凶は、宗教・宗派対立にあるのではない!革命の実現に向けた運動は、今現在も続いている。「自由、尊厳、社会的公正」を掲げ、宗教・宗派を超えて人々が立ち上がったエジプト2011年革命を軸に、その背景と意義、今後の展望を、植民地支配にさかのぼる歴史の深層と地域の広がりのなかに描きだす。分断を引き起こす強国の圧力、そして、経済グローバリズムがもたらす貧困と格差。現代世界の矛盾が凝縮・爆発する中東の構造が見えてくる。
目次 中東の現在―世界現代史のなかで考える;第1部 前提(「グローバリゼーション」の時代―中東からの視点;ムバーラク体制下のエジプト―「開放政策」と「イスラーム主義」のはざまで;イラク戦争のもたらすもの―中東の「再植民地化」は失敗するだろう);第2部 革命(エジプト「民衆革命」の意味するもの;二〇一一年エジプト民衆革命―意義・背景・今後の課題;「反革命」の諸相と民衆のたたかい);第3部 深層(エジプト革命とパレスチナ解放闘争;「七月革命」六〇年に寄せて―中東における革命の系譜を考える);第4部 現在と未来(エジプトにおける新展開をどう捉えるか;岐路に立つ中東と日本)
ISBN(13)、ISBN 978-4-272-23020-4   4-272-23020-4
書誌番号 1113208697
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113208697

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公開 Map 312.2 一般書 利用可 - 2053233972 iLisvirtual