ポスト占領期の日本映画 --
中村秀之 /著   -- 岩波書店 -- 2014.10 -- 20cm -- 336,5p

資料詳細

タイトル 敗者の身ぶり
副書名 ポスト占領期の日本映画
著者名等 中村秀之 /著  
出版 岩波書店 2014.10
大きさ等 20cm 336,5p
分類 778.21
件名 映画‐日本‐歴史‐昭和時代(1945年以後)
注記 索引あり
著者紹介 1955年生まれ。立教大学現代心理学部映像身体学科教授。映画研究。著書に「映像/言説の文化社会学-フィルム・ノワールとモダニティ」など。
内容 内容: みんなしずかなもの
内容紹介 対日講和条約の発効による日本の「独立」は、冷戦体制への従属という新たな「敗北」のはじまりでもあった…。映画にあらわれた「身ぶり」を通して、「ポスト占領期」の日本の経験や精神を浮かび上がらせる。
要旨 一九五二年四月二八日の対日講和条約の発効により日本は「独立」した。しかしこの「独立」は冷戦体制への従属という新たな「敗北」のはじまりでもあった。黒澤明、小津安二郎、成瀬巳喜男らをはじめとする映画にあらわれた「身ぶり」を通して、敗戦と占領という重みを負った「ポスト占領期」の日本の経験や精神を浮かび上がらせる。
目次 1 歴史の関をうつす―『虎の尾を踏む男達』(一九四五/一九五二)とポスト占領期の日本映画;2 絆とそのうつろい―小津安二郎の『晩春』(一九四九)と『麦秋』(一九五一)の抵抗と代補;3 富士山とレーニン帽を越えて―谷口千吉の『赤線基地』(一九五三)における同一性の危機;4 ものいわぬ女たち―黒澤明の“ポスト占領期三部作”(一九五二‐一九五五)の政治的イメージ;5 涙の宥和―『二等兵物語』シリーズ初期作品(一九五五‐一九五六)による歴史の清算;6 女が身をそむけるとき―成瀬巳喜男における戦中(一九四一)と戦後(一九五五)の間;付録 「我らを滅ぼせ」―『ビハインド・ザ・ライジング・サン』(一九四三)の「良い日本人」
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-024477-0   4-00-024477-9
書誌番号 1113211574

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
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金沢 公開 Map 778 一般書 利用可 - 2053286243 iLisvirtual