世紀転換期思想史 -- 講談社学術文庫 --
木田元 /〔著〕   -- 講談社 -- 2014.11 -- 15cm -- 349p

資料詳細

タイトル マッハとニーチェ
副書名 世紀転換期思想史
シリーズ名 講談社学術文庫
著者名等 木田元 /〔著〕  
出版 講談社 2014.11
大きさ等 15cm 349p
分類 134.7
個人件名 マッハ,エルンスト
注記 新書館2002年刊の再刊
注記 文献あり
著者紹介 1928-2014年。哲学者。東北大学文学部卒業。中央大学名誉教授。著書に『反哲学史』『現代の哲学』『わたしの哲学入門』『精神の哲学・肉体の哲学』(以上講談社)、『現象学』『ハイデガー』『ハイデガーの思想』『メルロ=ポンティの思想』(以上岩波書店)など、多数。
内容紹介 十九世紀最後の三〇年は二十世紀思想の源泉となった。中でもマッハとニーチェに注目することによって世紀転換期の特徴が見えてくる。
要旨 二十世紀思想の源泉はどこにあるのか。十九世紀に眼を向け、物理学者マッハと古典文献学者ニーチェを二つの焦点とした時、その影響圏はこれまで見たことのない景色として立ち現れる。力学的自然観の否定、形而上学の批判という立場への共振として生まれた現象学、ゲシュタルト理論、相対性理論、論理実証主義など二十世紀思想への深い影響とは?
目次 序論―マッハとニーチェ;力学的自然観とは―ヘルムホルツの到達点;実証主義の風潮―もう一つの予備的考察;エルンスト・マッハの生涯―風車と流れるもの;現象学的物理学の構想―マッハの思想1;感性的要素一元論―マッハの思想2;ゲシュタルト理論の成立;マッハと現象学の系譜;アインシュタインとフリードリッヒ・アードラーの交友;レーニンとロシア・マッハ主義者たち;ウィトゲンシュタイン/ウィーン学団/ケルゼン;“力への意志”―ニーチェの哲学;ホーフマンスタールとフッサール;ムージルに現れるマッハ/ニーチェ体験;マッハに感応するヴァレリーとムージル;二十世紀思想の展開
ISBN(13)、ISBN 978-4-06-292266-1   4-06-292266-5
書誌番号 1113214214

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 1階ポピュラー Map 文庫本 134.7 一般書 利用可 - 2053338081 iLisvirtual
戸塚 公開 Map 文庫本 134 一般書 利用可 - 2054020980 iLisvirtual