筑摩選書 --
徳川家広 /著   -- 筑摩書房 -- 2014.11 -- 19cm -- 284p

資料詳細

タイトル マルクスを読みなおす
シリーズ名 筑摩選書
著者名等 徳川家広 /著  
出版 筑摩書房 2014.11
大きさ等 19cm 284p
分類 331.6
個人件名 マルクス,カール
注記 文献あり
著者紹介 1965年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、米国ミシガン大学大学院で経済学修士号を取得。国連食糧農業機関のローマ本部、ベトナム支部に勤務した後、米国コロンビア大学大学院で政治学修士号を取得。翻訳家、政治・経済評論家。徳川宗家19代目にあたる。
内容紹介 世界的に貧富の差が広がり、再び注目を集める巨人・マルクス。だが実際、その理論に有効性はあるのか。「資本論」をはじめとする代表的著作から、歴史的視座の下、新たに思想家像を描き出す意欲作。
要旨 一九世紀、勃興する資本主義とその帰趨について類例のない分析を行ったカール・マルクス。冷戦終結後、世界経済の激動と貧富の差の拡大により、再びこの巨人への関心が高まっている。だが実際のところ、彼の思想は今どこまで有効なのか。著者は『資本論』をはじめとする代表的著作から、マルクスの誤解や夢想を突きとめ、今日的意味を取り出していく。正確な時代把握と読解から思想家像を描きなおす意欲作。
目次 第1章 マルクスの生きた時代(時代の産物;旧体制フランス、改革に失敗す ほか);第2章 一八四八年の危機と『コミュニスト宣言』(「コミュニズム」とは何か;マルクスの挑発 ほか);第3章 亡命と挫折、そして『資本論』の誕生(ロンドンでの窮乏生活;最高傑作『ルイ・ボナパルトのブリュメール十八日』 ほか);第4章 マルクスの誤解、スミスの嘘(マルクスの資本主義観;アダム・スミスの「革命性」 ほか);第5章 今日、マルクスを読む意味はあるのか(『資本論』第一巻の刊行と反響;ロシアで読み継がれた理由 ほか)
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-01610-2   4-480-01610-4
書誌番号 1113215203

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