占領空間の文学 --
黄益九 /著   -- 春風社 -- 2014.11 -- 19cm -- 367p

資料詳細

タイトル 交錯する戦争の記憶
副書名 占領空間の文学
著者名等 黄益九 /著  
出版 春風社 2014.11
大きさ等 19cm 367p
分類 910.26
件名 日本文学‐歴史‐昭和時代(1945年以後) , 日本管理政策
注記 文献あり
著者紹介 1973年韓国・盈徳生まれ。2010年筑波大学大学院人文社会科学研究科博士課程修了。筑波大学人文・文化学群比較文化学類非常勤講師、同大学外国語センター特任研究員を経て、現在慶南大学校非常勤講師。専門:日本近代文学。主な論文「「暁鐘」版「桜の森の満開の下」」等。
内容 内容: 〈想起〉と〈忘却〉 〈占領〉と遭遇する戦争の〈記憶〉
内容紹介 「想起」と「忘却」の狭間から浮上する「記憶」の諸相。石川淳「黄金伝説」、井伏鱒二「遙拝隊長」など戦後占領期における代表的な小説、絵物語、教科書の作品を通して、文化的記憶が表象するものを分析し検証する。
要旨 “想起”と“忘却”のはざまから浮上する“記憶”の諸相。戦後占領期における代表的な小説、絵物語、教科書の作品を通して、文化的記憶が表象するものを分析し検証する。
目次 第1部 “想起”と“忘却”(“占領”と遭遇する戦争の“記憶”―石川淳「黄金伝説」論;“記憶”に苦しむものたちの“戦後”―野間宏「顔の中の赤い月」における復員兵と戦争未亡人;“記憶”と“忘却”の衝突―井伏鱒二「遙拝隊長」と“戦後”という戦場;“記憶”の反転―田宮虎彦「異端の子」における戦後ナショナリズム);第2部 “記憶”の変容(“正義の味方”と創られる“記憶”―山川惣治「少年王者」の想像力;「引揚げ」言説と“記憶”の版図―石森延男「わかれ道」が発信する美談と「故郷」;“記憶”のポリティクス―教科書『中等国語』と教材「少年の日の思い出」;語られるノスタルジア・蔽われる“記憶”―壷井栄「二十四の瞳」の欲望と遺産);“戦後”に問いかける“記憶”
ISBN(13)、ISBN 978-4-86110-422-0   4-86110-422-X
書誌番号 1113215640

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