書記の文化史 -- 増補新版 -- 世界歴史選書 --
冨谷至 /著   -- 岩波書店 -- 2014.11 -- 20cm -- 274,7p

資料詳細

タイトル 木簡・竹簡の語る中国古代
副書名 書記の文化史
版情報 増補新版
シリーズ名 世界歴史選書
著者名等 冨谷至 /著  
出版 岩波書店 2014.11
大きさ等 20cm 274,7p
分類 222.02
件名 木簡・竹簡 , 中国‐歴史‐古代
注記 文献あり
著者紹介 1952年生まれ。中国法制史、簡牘学。現在、京都大学人文科学研究所教授。主要著書「四字熟語の中国史」「中国義士伝」「文書行政の漢帝国」「韓非子」「辺境出土木簡の研究」「流沙出土の文字資料」。
内容紹介 古代びとは、文字をどのように使いこなしたのか。文書行政は漢帝国の支配体制にいかに組み込まれていたのか。「紙本成立前夜」の中国古代の多様な書記文化を豊かに提示する。新稿2篇を収録した増補新版。
要旨 二〇世紀初頭、かつて古代中華帝国の辺境地帯であった敦煌、居延で、官僚や兵士たちが書き残したおびただしい木簡群が発見された。二〇世紀後半には、中国各地から木簡・竹簡(簡牘)があいついで出土し、その総数は数十万に上る。幻の兵法書『孫〓(ぴん)兵法』をはじめとする書籍、字書、法律文書、命令書、契約書、帳簿、暦、札、手紙など、内容・形式ともに多彩なこれら簡牘資料は、中国古代史研究に飛躍的な知見をもたらした。古代の人びとは文字をどのように使いこなしたのか。文書行政は帝国の支配体制にいかに組み込まれていたのか。甲骨文・金文・石刻などの記録媒体も視野に入れながら、簡牘の時代から紙の時代へ、「紙本成立前夜」の多様な書記文化を豊かに提示する。好評の旧著に新稿二篇を増補。
目次 第1章 紙の発明とは?;第2章 紙以前の書写材料;第3章 木簡と竹簡;第4章 簡牘が語る書記の世界;第5章 楼蘭出土の文字資料より―併用される木と紙;第6章 漢から晋へ―簡牘から紙
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-026859-2   4-00-026859-7
書誌番号 1113218242
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113218242

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