ルネサンス期出版文化の富と虚栄 --
ラウラ・レプリ /著, 柱本元彦 /訳   -- 青土社 -- 2014.12 -- 20cm -- 279,8p

資料詳細

タイトル 書物の夢、印刷の旅
副書名 ルネサンス期出版文化の富と虚栄
著者名等 ラウラ・レプリ /著, 柱本元彦 /訳  
出版 青土社 2014.12
大きさ等 20cm 279,8p
分類 023.37
件名 出版‐ヴェネチア‐歴史
注記 Del denaro o della gloria.の翻訳
注記 文献あり
内容紹介 出版文化と印刷技術の創成期、そこに生きる職人たちはどのような仕事をし、どのような富と栄光、そして屈辱の中に生きていたのか。世界初の編集者や校正者とともに、ルネサンス期のヴェネツィアを旅する。
要旨 公用語の統一、海賊版の拡散の阻止、活版印刷技術から、美しい造本の計画まで…。世界初の編集者や校正者と共に、ルネサンス期のヴェネツィアを旅する。出版文化と印刷技術の創世記、そこに生きる人たちはどのような仕事をし、どのような富と栄光、そして屈辱の中に生きていたのか。とある伝説の書の出版企画を皮切りに、物語は始動する。
目次 第1章 一五二七年秋、ヴェネツィア、書籍ブームの到来。カスティリオーネの『宮廷人』が印刷にかけられようとしているが、出版者はまだ決心がつかない。;第2章 碇とイルカの印刷所、アルド・マヌーツィオとその後継者たち。世代交代。校正者は誰か。;第3章 『宮廷人』の仲間たち。ローマに遊ぶヴェネツィアの文人たち。誰もが蒐集熱に取り憑かれていた。;第4章 ついに校正者は仕事にとりかかる。略奪されるローマからヴェネツィアへ。;第5章 「熾烈な競争」。盗難、横領、暴力、虚偽、詐欺。争う出版者たち。激怒する著者たち。;第6章 死者は横たわり生者はみなボローニャに赴く。教皇と皇帝の到着。遺産争奪戦。;第7章 ペンは剣よりも強し。ヴェネツィアの文士たち。;第8章 奢侈、祝祭、放縦。『ヴェネツィア婦人』。良家の子女と巷の噂。;第9章 一五四二年九月末。砕かれた野望。仮借ない共和国の審判。われらの編集者には悲劇が。そして忘却、すべてが無に沈む。おそらく。
ISBN(13)、ISBN 978-4-7917-6831-8   4-7917-6831-0
書誌番号 1113218490

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