〈自明なもの〉の知へ -- 筑摩選書 --
田口茂 /著   -- 筑摩書房 -- 2014.12 -- 19cm -- 270p

資料詳細

タイトル 現象学という思考
副書名 〈自明なもの〉の知へ
シリーズ名 筑摩選書
著者名等 田口茂 /著  
出版 筑摩書房 2014.12
大きさ等 19cm 270p
分類 116.7
件名 現象学
注記 文献あり
著者紹介 1967年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了、同研究科博士後期課程にて単位取得後、98年よりDAAD奨学生としてドイツ・ヴッパータール大学に留学。北海道大学大学院文学研究科文学部准教授。著訳書に「フッサールにおける〈原自我〉の問題」など。
内容紹介 「あたりまえ」に潜む謎。われわれは「眼の前の現実」を見ているようで見ていない…。経験から現実が立ち上がってくる運動を丹念に追い、読者を「現象学」の沃野へといざなう1冊。
要旨 日常においてはいつも素通りされている豊かな経験の世界がある―。“自明”であるがゆえに眼を向けられることのないこの経験の世界を現象学は精査し、われわれにとっての「現実」が成立する構造を明るみに出す。創始者フッサール以来続く哲学的営為の核心にあるものは何か。そしていまだ汲みつくせないその可能性とは。本書は粘り強い思索の手触りとともに、読者を生と世界を見つけなおす新たな思考へと誘う。
目次 序章 「確かさ」から「自明なもの」へ;第1章 「確かである」とはどういうことか?―「あたりまえ」への問い;第2章 「物」―流れのなかで構造をつかむということ;第3章 本質―現象の横断的結びつき;第4章 類型―われわれを巻き込む「形」の力;第5章 自我―諸現象のゼロ変換;第6章 変様―自我は生きた現在に追いつけない;第7章 間主観性―振動する「間」の媒介;終章 回顧と梗概
ISBN(13)、ISBN 978-4-480-01612-6   4-480-01612-0
書誌番号 1113224635

所蔵

所蔵は 4 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
中央 5階人文科学 116.7 一般書 貸出中 - 2053613970 iLisvirtual
磯子 公開 116 一般書 貸出中 - 2053403444 iLisvirtual
戸塚 公開 116 一般書 貸出中 - 2053982940 iLisvirtual
公開 116 一般書 貸出中 - 2053689763 iLisvirtual