危機克服への連帯に向けて -- Minerva現代経済学叢書 --
尾上修悟 /著   -- ミネルヴァ書房 -- 2014.12 -- 22cm -- 369p

資料詳細

タイトル 欧州財政統合論
副書名 危機克服への連帯に向けて
シリーズ名 Minerva現代経済学叢書
著者名等 尾上修悟 /著  
出版 ミネルヴァ書房 2014.12
大きさ等 22cm 369p
分類 342.3
件名 財政‐ヨーロッパ
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1949年生まれ。75~76年イギリス・シェフィールド大学院、社会科学研究科留学。80年一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、西南学院大学経済学部教授。2000年と04年にパリ・シアンス・ポリティークにて客員研究員。主著「イギリス資本輸出と帝国経済」など。
内容紹介 欧州危機とは何か。本書では、様々な危機が集約的に現れる財政セクターに焦点を当て、欧文文献資料を精査しながら、その本質を分析。今後の欧州の経済的・社会的統合を深めるための課題を探る。
要旨 統合によって経済的・社会的発展の実現をめざす欧州は、危機に繰り返し翻弄されている。本書は、様々な危機が集約的に現れる財政セクターに焦点を当て、欧文文献資料を精査しながら、その本質を分析した、わが国初の欧州財政統合研究である。欧州諸国の連帯に根ざした財政統合の確立こそが、危機から根本的に脱出するための最重要課題と捉え、今後の欧州の経済的・社会的統合を深めるための課題を探る。
目次 第1部 欧州の財政協定問題(安定・成長協定と財政政策;構造的赤字と新財政協定);第2部 欧州の財政同盟問題(資金トランスファー論と財政同盟;銀行同盟構想と財政同盟);第3部 欧州の財政統合問題(財政連邦制論の展開;連帯・団結と共通財政;英独仏の欧州政策と財政統合;欧州経済・社会統合の課題)
ISBN(13)、ISBN 978-4-623-07214-9   4-623-07214-2
書誌番号 1113225950

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