「軍艦島」をめぐるポリティクス --
木村至聖 /著   -- 京都大学学術出版会 -- 2014.12 -- 22cm -- 272p

資料詳細

タイトル 産業遺産の記憶と表象
副書名 「軍艦島」をめぐるポリティクス
著者名等 木村至聖 /著  
出版 京都大学学術出版会 2014.12
大きさ等 22cm 272p
分類 602.1
件名 日本‐産業‐歴史 , 近代化遺産 , 軍艦島(長崎県)
注記 文献あり 索引あり
著者紹介 1981年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学、日本学術振興会特別研究員等を経て、現在、甲南女子大学人間科学部准教授。専門は文化社会学、地域社会学。主要著作に「産業遺産の表象と地域社会の変容」など。
内容 内容: 「遺産」化現象と現代社会
内容紹介 独特の景観を持つ軍艦島は、国家にとって近代化の威信の証しとして扱われ、今や人類的な歴史遺産となろうとしている。産業遺産をめぐる重層的な「表象実践」を、世界の炭鉱遺産の比較の中で論じる。
要旨 軍艦島―独特の景観を持つその廃墟は、国家にとって近代化の威信の証しであり、地域にとってはアイデンティティの源泉、時には失われたものへのロマンティシズムの対象として扱われ、そして今や人類的な歴史遺産となろうとしている。産業遺産をめぐる重層的な「表象実践」(意味づけと活用の営み)を世界の炭鉱遺産の比較の中で論じる好著。
目次 「遺産」化現象と現代社会;第1部 文化遺産とその表象(文化遺産とは何か;廃墟から文化遺産へ;労働文化の文化遺産化とその問題);第2部 炭鉱の記憶と遺構(日本の産炭地の経験をめぐって;炭鉱遺構・遺物の展示と表象―歴史と事例;文化遺産保存の場における記憶のダイナミクス―社会学的記憶論の再検討を通じて);第3部 軍艦島―日本の産業遺産と「地元」住民による表象実践(「軍艦島」への多様なまなざし;「地元」の創出―軍艦島と地域社会;地域社会における軍艦島の活用;リスケーリングされる炭鉱の表象);産業遺産は社会に何をもたらすのか
ISBN(13)、ISBN 978-4-87698-546-3   4-87698-546-4
書誌番号 1113225961

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