ローベルト・ムージルの小説の方法について --
赤司英一郎 /著   -- 法政大学出版局 -- 2014.12 -- 22cm -- 224p

資料詳細

タイトル 思考のトルソー・文学でしか語られないもの
副書名 ローベルト・ムージルの小説の方法について
著者名等 赤司英一郎 /著  
出版 法政大学出版局 2014.12
大きさ等 22cm 224p
分類 940.28
個人件名 ムージル,ローベルト
注記 文献あり
著者紹介 1953年福岡県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。87~88年オーストリア政府奨学生としてローベルト・ムージル・アルヒーフに留学。99~2001年ウィーン大学人文学部東アジア研究科客員教授。現在、東京学芸大学教授。専門はドイツ・オーストリア文学。
内容紹介 『特性のない男』で知られるムージルは、他者性、あるいは1回しか存在しないものをいかに表現しようとし、非言語的なものをいかに語ろうとしたか。ムージル文学に深く分け入り、創作方法と小説世界を明らかにする。
要旨 何者でもないがゆえに、逆に、人間の生の全体と深く係わる。『特性のない男』で知られるムージルは、他者性、あるいは一回しか存在しないものをどのように表現しようとしたのか。また、イメージや比喩の扱いをとおして、非言語的なものを言語によってどのように語ろうとしたか。ムージル文学の奥行に深く分け入り、その創作方法と小説世界を明らかにする。
目次 第1章 夢の流出―『少年テルレスの惑い』について;第2章 非個人的なものが現われるトポスとしての“部屋”―『少年テルレスの惑い』から短篇集『合一へ』;第3章 嫉妬の手―『愛の完成』について;第4章 披かれた風景―『グリージャ』について;第5章 善良な人へのオマージュ―『トンカ』について;第6章 比喩という方法、あるいは比喩のなかの出来事―『特性のない男』について;第7章 “贈られた”可能性感覚―『黒つぐみ』について
ISBN(13)、ISBN 978-4-588-49507-6   4-588-49507-0
書誌番号 1113228598
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113228598

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