卑弥呼や「倭の五王」の海に漕ぎ出す -- PHP新書 --
長野正孝 /著   -- PHP研究所 -- 2015.1 -- 18cm -- 282p

資料詳細

タイトル 古代史の謎は「海路」で解ける
副書名 卑弥呼や「倭の五王」の海に漕ぎ出す
シリーズ名 PHP新書
著者名等 長野正孝 /著  
出版 PHP研究所 2015.1
大きさ等 18cm 282p
分類 210.3
件名 日本‐歴史‐古代
注記 文献あり
著者紹介 1945年生まれ。68年名古屋大学工学部卒。元国土交通省港湾技術研究所部長、元武蔵工業大学客員教授。現在、水辺観光・津波防災アドバイザー、「水の旅人」主唱。公務員時代は広島港、鹿島港や「第二パナマ運河」などの計画・建造に従事。著書に「広島湾発展史」「運河物語」など。
内容紹介 当時の航海技術や地形に基づき、海人の身になって丹後半島の遺跡に身を置けば、鉄と翡翠で繁栄する「王国」の姿が見えてくる。応神帝の「海運業」や「大化の改新」などの謎を、技術者の「知」で解き明かす。
要旨 「魏志倭人伝」によると、卑弥呼の特使である難升米が洛陽まで約2000kmの航海を行なったという。耶馬台国が畿内の内陸にあった場合、彼らは本当に対馬海峡を渡ることができただろうか。またこの時代、瀬戸内海は航路が未開発であったため通ることができず、交易は主に日本海側で行われたと考えられる。当時の航海技術や地形に基づき、海人の身になって丹後半島の遺跡に身に置けば、鉄と翡翠で繁栄する「王国」の姿が見えてくる…。さらに応神帝の「海運業」や「大化の改新」などの謎を、港湾や運河の建造に長年従事してきた著者が技術者の「知」で解き明かす。
目次 卑弥呼と海人の海は―九州それとも大和?;丹後王国をつくった半島横断船曳道;対馬海峡を渡った熟練の船乗り;卑弥呼の特使・難升米の洛陽への旅の謎;卑弥呼とは何者か?;卑弥呼の時代、瀬戸内を航海できる船乗りはいなかった;日本人はどんな船で旅をしたか?;航海王・応神帝の登場―帆船が日本海を行く;「倭の五王」とは何者か?―五世紀、日本海の隠された歴史;古代史最大の謎―雄略帝の瀬戸内海啓開作戦;継体王朝が拓いた「近畿水回廊」とは?;なぜ、「難しい波」と呼ぶのか?―「難波津」;「大化の改新」の陰に消された日本海洋民族の都「倭京」;遣唐使はなぜ頻繁に沈んだか;瀬戸内海 繁栄の船旅
ISBN(13)、ISBN 978-4-569-82351-5   4-569-82351-3
書誌番号 1113232828
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113232828

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