拒食と過食の文化人類学 --
磯野真穂 /著   -- 春秋社 -- 2015.1 -- 20cm -- 284,15p

資料詳細

タイトル なぜふつうに食べられないのか
副書名 拒食と過食の文化人類学
著者名等 磯野真穂 /著  
出版 春秋社 2015.1
大きさ等 20cm 284,15p
分類 389
件名 文化人類学 , 摂食障害
注記 文献あり
著者紹介 1999年早稲田大学人間科学部卒、2003年オレゴン州立大学応用人類学修士課程修了。10年早稲田大学文学研究科博士後期課程修了。早稲田大学文化構想学部助教を経て現在、国際医療福祉大学大学院講師。医療者に向け文化人類学を教える傍ら、医療現場でのフィールドワークを続ける。
内容紹介 思春期の女性はなぜ痩せたがるのか。4年間111時間に及ぶインタビューを通し、6人の「語り」のなかに食の本質を探る。医療の視点では捉えきれない摂食障害の内実を解明する試み。
要旨 医療が語り得ぬもの。質的研究の実践、食体験準拠論の試み。4年間111時間に及ぶインタビューを通し、6人の「語り」のなかに食の本質を探る。
目次 第1部 ふつうに食べられない人生(視線・応答・逃避―結城理央の場合;飲まない半生―長田奈々の場合;拡縮する自己―荻原由佳の場合;外見がすべて―田辺敬子の場合;誰が「やせ」を望むのか);第2部 医学的視座―「摂食障害」の治し方(還元主義―「個人を見よ」という医学の教え;還元主義の検証―とりこぼされたもの;カロリー地獄―澤拓美の場合;「おいしさ」のない食事―概念による体験の抑圧;ぶれる―武藤さゆりの場合;「家族モデル」の閉じられた救済);第3部 食体験準拠論―体験が語る食の本質(フロー―過食の「楽しさ」;反転する日常―キャベツで過食ができない理由;食の本質―私たちが食べるわけ)
ISBN(13)、ISBN 978-4-393-33336-5   4-393-33336-5
書誌番号 1113234702

所蔵

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所蔵館 所蔵場所 別置 請求記号 資料区分 状態 取扱 資料コード
鶴見 公開 389 一般書 貸出中 - 2064839112 iLisvirtual