痕跡・寓意・差異 -- 岩波現代全書 --
日高昭二 /著   -- 岩波書店 -- 2015.1 -- 19cm -- 292p

資料詳細

タイトル 占領空間のなかの文学
副書名 痕跡・寓意・差異
シリーズ名 岩波現代全書
著者名等 日高昭二 /著  
出版 岩波書店 2015.1
大きさ等 19cm 292p
分類 910.26
件名 日本文学‐歴史‐昭和時代(1945年以後) , 日本管理政策
注記 文献あり
著者紹介 1945年茨城県生まれ。73年早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。麻布学園教諭、藤女子短期大学専任講師・助教授を経て、現在、神奈川大学外国語学部国際文化交流学科教授。日本近現代文学専攻。主な著書に「伊藤整論」など。
内容紹介 敗戦によって出現し、1952年の講和条約発効まで継続した占領空間のなかで、人びとはどのような文学的営為を繰り広げていたのか。未曽有の経験の下に紡がれたテクストを精緻にたどり、人びとの意識の諸相に迫る。
要旨 一九四五年八月の敗戦によって出現し、五二年四月の講和条約発効の時まで継続した占領空間のなかで、人びとはどのような文学的営為を繰り広げていたのか。未曽有の経験の下に紡がれたさまざまなテクストを精緻にたどることから、自由と解放、GHQによる検閲、公職追放、再軍備など、同時代の状況をめぐる人びとの意識の諸相に迫る。占領期文学を知るための画期的な入門書。
目次 1 「占領空間」の文学(痕跡・寓意・差異―占領期小説 一九四五‐一九五二;「占領」のアイロニー―「第三の新人」とファンタジー;さまざまな「占領」物語);2 「帝国」への視野(記憶の「帝国」―井伏鱒二・戦争・徴用;空白の「帝国」―石川淳・文字・占い);3 「占領」への通路(「座談会」の季節 一九四五‐一九五二;連続する事件/反復する物語―「松川事件」から「風流夢譚」事件まで)
ISBN(13)、ISBN 978-4-00-029152-1   4-00-029152-1
書誌番号 1113234921
URL https://opac.lib.city.yokohama.lg.jp/winj/opac/switch-detail.do?bibid=1113234921

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